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[体験談]結婚式、できないことを悩むのではなく、できることを考えよう。

こんにちは、今日もおつかれさまです。

 今年入籍をしました30歳前半のSHUN_DANSHAKUです。幸せムードの勢いのまま一生に一度の結婚式を行おうと考え、式場との契約を致しました。式を行いたい理由は自己満足も含みますが、祝ってもらえる場をもうけたい、両親へ感謝の場を伝える、遠方や家族ができてこういう場でしか集まれなくなった友人を召集し楽しみたい、妻のドレス姿をみたい、こんな思いから式をしたいと思い式場と契約をしました。しかし新型コロナウィルスの影響に、世界中が生活スタイルが変わっているのを経験しているのではないでしょうか。
そしてブライダル業界にも影響がでていました。私たちの結婚式にも実施の判断がになりました。毎日のニュースをみて、このまま実施できるのかという不安視がでてきました。第2,3波襲来や収束には来年説など予測が難しい状況でありますが、できる限りリスク事項を洗い出し、選択肢を整理してリスクの転換ができないかまとめてみました。私たちの体験や感想を踏まえたことを書いていきます。

■リスク事項及び軽減策

 私たちは何よりも感動や楽しみを提供できる会場にしたく、これらの維持・向上ができるように、そしてブライダル業界はそれをコンサルタントする役目があると考え、式場側に相談をしました。新しい生活様式受け、まず入り口として式場の感染対策を確認しました。何よりも不安だったのはゲストの方のクラスターを起こさない会場をつくりを意識しました。しかし導入することで造花等の費用アップやパフォーマンスの低下が懸念されますので、軽減策を提案してみました。これらをもち、そのまま①日程通りの実施、②延期 ③キャンセルの判断をしようと動いていきました。

感染対策によるリスク事項2

①式場パフォーマンスのスタイルの変更・向上の提案
・ディジタル技術導入
   プロジェクションマッピングの導入
   合成技術やAR、360度カメラ技術の活用
   キャッシュレスの対応
    投げ銭のようなサービスを活用したご祝儀スタイルもしくは振り込み

・一部のパフォーマンスを廃止(ラウンジ)

②費用
  ・パフォーマンスの変化による柔軟な費用の提示
  ・キャンセル料を無償に

③日程(ライフプランとの兼合い含む)
   ①②③の総合的判断により実施、延期、キャンセルの3つの選択肢
   A.実施の場合
    ・三密を考慮したパフォーマンスのスタイルを変える
   B.延期の場合
    ・収束の影響が少ないと予想する時期を選ぶ(長期先の延期)
   C.キャンセルの場合
    ・満足がいかない場合
    ・キャンセル料の減額(免責に感染拡大による、、と記載あり)
    ・キャンセルし費用や人数を抑えて別会場を選ぶ


①では感染リスクを恐れ不安をもつゲスト、三密を防ぐため制約を設け式場パフォーマンスの低下、遠方から移動中のリスク、、あげたら切りがないですが、言えることは以前のようなスタイルは完全にはできないことは予想しています。ただ安全を保つつ、できないことを考えるより何ができるかを考えたいと思い、式場に制約のみならず新しい取組みを提案しました。単純なリモート結婚式は寂しいので例えば人数制限をする代わりに、合成技術やAR、360度カメラ技術の活用し、CGの世界と融合。またゲストの視点をパソコン画面やタブレット画面だけではなく360度見渡せる世界をつくり楽しみができればと思っています。できるだけ三密になりそうなラウンジなどの場所はなくして、ディジタル技術を活用していきたいです。
②では延期費用やキャンセル料、代替案による追加費用、制約による費用が発生するため、費用をなるべく抑えたい思いもあり、会場費の削減や固定の造花費用等の提案をしていきます。
③では延期と判断した場合、仕事関連や子供関係のスケジュールとの兼ね合いでライフプランの見直しのリスクがありますので、総合的な判断をしていきたいです。


■式場側の回答

結果感染対策によるリスク事項2

◎式場からの提案
①式場パフォーマンスのスタイルの変更・向上の提案
 ・三密を防ぐ対応は可能
 →挙式の人数制限/テーブルの配置を変更/飛散防止シートをテーブルに設置/接客スタッフはマスク着用等
 ・ラウンジの削除は不可
  →私たちお客様の判断でやめてもよいが、ラウンジ、フード、ドリンク代は費用は今まで通り発生する
  
・ディジタル導入は難しい
   →今のスタイルを変更は難しい
   →リアルタイム配信に対応した十分な設備が揃ってない
   
③費用
   実施料→費用は変わらず(三密対策あり、ラウンジなしでも費用変わらず、ディジタル技術導入なし)
   延期料→無料
   キャンセル料→契約通り、免責にはならない

■結論

 私たちはキャンセル料を支払いキャンセルを選択しました。理由としては、私たちが選んだ式場は式場側の提案でしか認められなく、制限ばかりの対応でしかないと考えたためです。式場側は無償での延期と三密対策の提案の一点張り。三密の対策は提案はされましたが、私たちのラウンジの削除の提案は不採用。また式場側はクラスターの責任は取らないスタンスでした。式場パフォーマンスの制限のため提案したディジタル技術の導入は不採用。もともと電話会議のできない会場でディジタルに弱い式場でした。費用面では免責の対象としたキャンセル料の無償及び低減は不可。あくまで延期をして私たちの契約を逃さないことが優先に感じました。この事態は式場側や私たちにのどちらの責任ではないですが、私たちに歩みよらない対応は非常に残念でした。批判をするわけではありませんが、感動を提供する役目ができていないと思いました。できなくなったことを考えるのではなく、前向きにできることを考え、新しいスタイル・変化をもとめていく式場が今後ブライダル業界の生き残り気がしました。またITがわかる人がいるとさらに強みがでると思いました。早めに式場への確認と早めの判断をしてみてはいかがでしょうか。



 
 

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