スペイン③〜ガウディやモデルニスモ建築の話〜
スペインのバルセロナに来てからかの有名なアントニオ・ガウディの作品に出会った。この出会いは、人生でかけがえのないものとなった。
カサ・アマトリェール
スペインでもっとも古いチョコレートブランドとしてその名を残しているアマトリェールの3代目、アントニ・アマトリェールの邸宅。
ガウディのカサ・バトリョのすぐ隣にあり、モデルニスモを代表する建築家ジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクが改築した。
はじめは、こっちもガウディの作品だと思っていたが、のちのち別の人のものだと知る。
天井、壁、家具など家のあらゆる部分に趣向が凝らされている。
見学しながらひたすら撮影、撮影、撮影。
面白いものが多すぎる。
カサ・バトリョ
こちらはガウディの作品だ。
家の持ち主であるバトリョ氏からガウディが依頼を受け、1904年から建物の外装と内装をリフォーム。
現在は、世界遺産に認定され、多くの観光客が訪れる観光スポットとして知られている。
見学のお値段は、日本の感覚からするとかなり高めだがそれだけの価値がある。
日本語のオーディオガイドを聞きながら建物内を見学したが、音声ガイドの内容にしっかりと耳を傾けたあとに、じっくりと写真を撮影した時間は、とても充実したものだった。
あとがき
ガウディの建築に圧倒された。
言葉で語るより写真で伝えることのほうが多いかもしれない。
自分が自然のほかに、建物や部屋、美術品、絵画などの写真を撮っている時、すごく集中していることに気づいた。
どうやらそういうものを撮るのが好きらしい。
この旅の中で、一番刺激を受けたものはガウディに違いない。