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スペイン③〜ガウディやモデルニスモ建築の話〜

スペインのバルセロナに来てからかの有名なアントニオ・ガウディの作品に出会った。この出会いは、人生でかけがえのないものとなった。


カサ・アマトリェール

スペインでもっとも古いチョコレートブランドとしてその名を残しているアマトリェールの3代目、アントニ・アマトリェールの邸宅。

ガウディのカサ・バトリョのすぐ隣にあり、モデルニスモを代表する建築家ジュゼップ・プッチ・イ・カダファルクが改築した。

モデルニスモとは、1900年前後にフランスで流行した「アールヌーヴォー」という新芸術に類似したカタルーニャ独自の新しい芸術様式。モデルニスモにはマドリードの中央政府に対して、カタルーニャ州独自のアイデンティティを確立しようとする思想的運動という一面もあわせもっているのです。

モデルニスモで一番の知名度を誇るのはアントニオ・ガウディ。サグラダファミリアを始めとする7つの建築物が「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。

https://worldheritagesite.xyz/contents/modernismo/

はじめは、こっちもガウディの作品だと思っていたが、のちのち別の人のものだと知る。

天井、壁、家具など家のあらゆる部分に趣向が凝らされている。

見学しながらひたすら撮影、撮影、撮影。

面白いものが多すぎる。

カサ・バトリョ

こちらはガウディの作品だ。

家の持ち主であるバトリョ氏からガウディが依頼を受け、1904年から建物の外装と内装をリフォーム。

現在は、世界遺産に認定され、多くの観光客が訪れる観光スポットとして知られている。

見学のお値段は、日本の感覚からするとかなり高めだがそれだけの価値がある。

日本語のオーディオガイドを聞きながら建物内を見学したが、音声ガイドの内容にしっかりと耳を傾けたあとに、じっくりと写真を撮影した時間は、とても充実したものだった。

階段に設置されている鎖の装飾
隈研吾の作品らしい

あとがき

ガウディの建築に圧倒された。

言葉で語るより写真で伝えることのほうが多いかもしれない。

自分が自然のほかに、建物や部屋、美術品、絵画などの写真を撮っている時、すごく集中していることに気づいた。

どうやらそういうものを撮るのが好きらしい。

この旅の中で、一番刺激を受けたものはガウディに違いない。




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