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『叶えたこと、やったことリスト』を更新して、自分には必要のない感情を手放してみた

年末年始に風邪をひいてしまい、まったく2024年を振り返ることができなかった私。年末には必ず『叶えたこと、やったことリスト』を更新していましたが、それも更新せずにいました。

さて、昨日の夜、少し時間ができたので、リストを更新してみることにしました。

改めてリストを見てみると、表現は違うけれど内容的には同じようなことが叶えられていたり、昨年6月以降、このリストをあまり見返していなかったので、すでに叶えていたのに気が付かなかったものもありました。

見直してみて面白かったのは、書いた時は叶えたいと思っていたことが、今は然興味がないものになっていることに気づいたこと。

1年の間に随分と考えが変わったのかもしれません。興味がなくなったということで、叶えることを諦めたということではありません。
自分にとって、そのこと自体の価値を見出せなくなったということなのです。

1年前に書いたリストには、

〇〇(ブランドもの)のお財布を使い始めた(手に入れた)
(叶えたことなので、過去形で書いてあります)

と書いてありました。実際、この1年の間にお財布を替えてはいるのですが、今、私はそのブランドもののお財布ではなく違うものを使っています。そして、今使っているものをとても気に入っているのです。

なーんだ、別にあのブランドのお財布じゃなくてもいいんだ。
私はつぶやきました。

リストを書いた時は、そのブランドもののお財布に一目惚れして、買いたいと思ったのでしょう。ちょっとお高いものなので、自分へのご褒美のタイミングで買おうとか、買ってもいいと何か理由をつけたかったのです。でも、いつの間にか興味を失ってしまっていました。

お財布を買い替えたいと思っていたのは、以前使っていたお財布の使い勝手が悪くなっていたから。使い勝手に不満があったけれど、その不満を解消するにはそのブランドもののお財布でなくてよかったのです。

結果的に別のお財布でも満足できているのに、なんでそのブランドもののお財布がその時欲しいと思ったのか。

この理由に気づいた時、今の私は自分には必要のない感情に

私は『叶えたこと、やったことリスト』に叶えた時に感じる感情も一緒に書いてあります。

例えば、先ほどの
〇〇(ブランドもの)のお財布を使い始めた(手に入れた)
には、続きがあって

〇〇(ブランドもの)のお財布を使い始めて(手に入れて)、喜びと優越感を感じた

と書いてあってのです。

優越感?

『喜び』はわかります。何か手に入れて、嬉しいと思うということです。そして同時に、このリストを書いた時には、『優越感』を感じたいと思っていたということなのです。

自分で書いたのに、この『優越感』に違和感を感じました。別に、お財布を新しくして『優越感』なんて感じなくてもいいのです。

きっと、この時の私は、自己承認の欲求が強く、自分は他の人と違うとか、他の人があまり持っていないようなものを持ちたいとか、そういう気持ちが強かったのだと思います。

この1年の中で他の人との比較をせず、今の自分で十分満足だと感じられるようになった時、『優越感』を感じる必要もなくなったのだと思います。

ブランドもののお財布がよくないということではなく、それを手に入れて使っている時に感じたい感情の『優越感』が、今、私が本当に満たしたい感情ではなくなったということです。

『優越感』は他人との比較の視点が入っている感情です。
本当に欲しいものは、自分の感じたい感情を満たすもので、他の人にどう思われるか、他の人との比較なんて必要ないのです。

今のお財布として使っているものは、ある鞄を買った時に一緒についてきたポーチです。ちょうどいい大きさで、使い勝手がよい形で、柄がかわいい。
このポーチを見てすぐに、お財布として使おうと思いつきました。

私は今、使いやすくて、かわいいお財布を手に入れて『嬉しい』、使っていて『満足』という感情を十分に味わっています。

全て自分の視点で、自分の感情を満たすことができる

これからは、そういう経験やことがらを『叶えたこと、やったことリスト』には書いていきます。

もう他の人と比較して得られる『優越感』は私には必要ありません。
私はこの感情を手放しました。

そして、沢山の『感謝』、『愛』、『喜び』、『ワクワク』、『希望』、『安らぎ』etc……気持ちが穏やかで明るくなる感情を存分に味わいたいと思います。




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shu_kozoo
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