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高い目標を掲げながら承認ラインを下げる
みなさん、やりたいことの目標を決めて、それに向かって行動できていますでしょうか。
私はなまぐさで、すぐにくじけてしまう方で、くじけて、長続きしなくて、中途半端なものがたくさんあります。
例えば、学生のころ、絵を描こうと思って、画材を買って、油絵の先生について習いましたが、引っ越しでくじけました。
長渕剛に憧れてギターを始めましたが、今では、弾き方は全く思い出せず。
興味があって始めた英会話(学生のときになんとか2級まで取った)やイタリア語も中途半端で、何年も経っているのに、一向にしゃべることができないです。
面白そうだなと思って買った本、途中まで読んでそのままのものが何冊もあります。
興味はあってもなかなかやらない。これはどうしたことだろうと思います。
さて、人間が何かをやったりやらなかったりするパターンは次の4つなのかなと思います。
まず、能力が高かれば、モチベーションが低くてもやれてしまう。
次に、能力が高くて、モチベーションも高ければ行動する。
そして、最初、モチベーションは高いけれど、能力が及ばなくて途中でモチベーションが下がって挫折する。
最後に、モチベーションが低くて、能力が低いと、まったく行動しない。
こういうのをビヘイビアモデルといいますが、だいたい、この4種類だと思います。
それで、最初から能力が高い人というのはなかなかいなくて、もし、そういう人がいたら、天才でしょう。
ですので、普通は、やり続けることができて、だんだんと能力が高くなると思います。
でも、やり続けるにはモチベーションが大事で、モチベーションをいつも高く持つというのが、本当に至難の技ではないかと思います。
でも、やっぱり、「あこがれ」を実現するために、行動していたいですよね。
では、行動するにはどうしたらよいのでしょうか。
マインドフルネスの考え方ですと、以下の2つだと思います。
1つは、「いい目標」のところでもご案内しました、五感から上がってくるマインドフルネスアイデンティティに近いことで目標を決めること。すごく簡単にいうと、社会的に認められたいからではなくて、心の奥底からやりたいことをやる。
これはもう、無意識レベルからの動機付けなので、気が付いたら行動しているかと思います。
もう1つは、能力は低くとも行動できるように、高い目標を掲げながらもハードルを下げるということです。
例えば、朝にジョギングすると決めれば、ジョギングしなくても、まず、「布団をめくる」から始めます。
そして、布団をめくったら目標達成で、また寝る笑。
次に、それが出来るようになったら、今度は、着替えてみる。そして、また寝る笑。
それが出来るようになったら、玄関から出てみる。出たら戻ってまた寝る笑。
そうして、だんだんと走れるようになる感じです。
私は持病で気管支が弱いのですが、軽くジョギングすると呼吸が楽になるので、ジョギングをしたかったのですが、5年前にこの方法を試して、いまでは、毎日走ることができるようになっています。
気管支の状態は、主治医から褒められるほど良好になりました。
そして、いまではもう、走らないと気持ちが悪いです。
「高い目標を掲げながら承認ラインを下げる」
このことは、あとから、伊達公子さんのメンタルトレーナーをしておられる方からも、同じ話を聞きました。
例えば、テニス選手が試合中に、ドライブがかかったサーブが突然入らなくなる。
そうすると、焦ります。
でも、「いま、私、焦っているな」ということを俯瞰して自覚し、それを否定しないで、いま、できるサーブを打つ。
いま、出来ることをする。
そうすると、「できない」から「できる」に切り替わる。
この「できる」というプラスの感覚が大事で、それが脳の中で積み重なっていきます。
そうすると、もう、ワクワク状態です。
みなさんも一度、やりたいと思っていることで試してみて下さい。
そして、習慣化して「継続」してみて下さい。
いつの間にか、目標が達成しているかも知れません。
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