家柄というメガネ
先日、師匠のところで、また、数名でマインドフルネスの復習をしました。テーマは、「自分はどんなメガネをかけているか」です。
自分が掛けているメガネはなかなか分からないもので、自分自身が第三者的になって自分に問いかけたり、コーチ役に問いかけてもらったりして、メガネ(気が付いていない自動プログラム)を発見していきます。
一体、何個メガネをかけているのか。
分からないほどかけています。いいメガネならそのままかけ続けるのが良いですが、人生にあまりよくない、悪いメガネをかけていることに気が付いたら、それを外して、新しいメガネをかけるようにしたいものです。
メガネに気づく質問の内容は、全部で、21個あります。
最初は、問題の状況を説明してもらいます。イライラしたときや、焦った時、落ち込んだ時など、パッシブになっていることを思い出してもらって、何が起こっているのか、どんな感情になっているのかを反してもらいます。
ひとりでやるときは、もちろん、冷静になって自分に問いかけます。
そして、その感情について、曲げられない信念を語ってもらいます。
そして、その感情は、どの習慣や常識に基づいているのかを話してもらいます。
そして、この状況で、何を得たいと思っているのかを答えてもらいます。
そして、この状況で、最も重要で外せないことや許せないことなどを話してもらいます。
そして、この状況で、過去の出来事で何を思い出すのかを答えてもらいます。
この辺から、だんだんと、メガネや原体験に気がついて行きます。
そして、この状況になるには、何が引き金になったのかを古来得てもらいます。
そして、その件は、男女の性別に関連があるのかを聞きます。
そして、そのとき、敢えて意識しないようにしているものは何かを聞きます。
そして、何か、家族に教え込まれたことはないかを聞きます。
そして、自分が住んでいた地域性の影響や、会社のポジション、仕事柄などの影響を聞きます、、、、、。
そして、そして、そして、、、、があと9個続きます。どんどん深くなります。
私も、仲間がコーチ役になって、このワークを久しぶりにやっていただいたのですが、前回とは、また、違うポイントで自分のメガネに気が付きました。
それは、「家柄」でした。家柄というメガネは、もうメガネではなく、赤ちゃんのときから刻まれ始め、コンタクトレンズ並みに、心と同化しているものなので、本当に分かりづらいなと思いました。
これをやっていて、私は、経済面で子供にやってあげないといけない常識や習慣にしがみついていて、それを達成できない自分に、いら立ったり、モチベーションに変えたり、落ち込んだりしていることに気が付きました。
なぜ気が付いたかというと、コーチ役の人には、全くそういった常識や習慣が全くなかったからです。
ものすごく冷静になれました。
親にそうされたから、自分も子供にそうせざるを得ないというプログラムはものすごいプログラムです。
そのプラグラムが心にあるときは、そういうメガネで物事を見るので、そうではないことに対して、イライラしたり、焦ったり、落ち込んだりする訳です。
でも、その習慣や常識は本当に必要なものなのかどうか。
親も、そうやって、その親(じいさん、ばあさん)にされて、その親も、そのまた親にそうされてという、家柄の連鎖がある。
畑中の祖先は、和歌山にあり、おじいさんが大阪に出てきて商売をし始めましたが、その影響は強く、また、その前の和歌山での、おじいさんの父もみかん関連のビジネスをしていて、その影響はものすごく大きい。
そして、現在にいたると、それがプラス面になったり、プレッシャーになったり、両面あることに、改めて気が付いた次第です。
頭では分かっていても、何がプログラムになっているのか、冷静になれないので、こうやってワークをしていただくことで、多方面からの気づきがあり、非常に冷静になれます。
マーケティングでは、「どういった家柄なのか」「どういった仕事をしているのか」「どういった友達がいるのか」「どういったライフスタイルが好きなのか」「ライフステージはどの段階にいるのか」「どういったTPOなのか」という、軸で、ペルソナ設定をよく行いますが、これらは全て、メガネに影響していることが分かります。
「自分らしさ」を冷静に見て、外したいメガネを特定することで、自分の人生を自分のものにできるのではと思っております。
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