「正しさ」は競い合うものじゃない!
人は頑張り過ぎると、頑張っている自分が正しくて、頑張らない人が間違いだと勘違いしがちです。
また、真面目にきっちりやり過ぎると、真面目にきっちりやっている自分が良い人で、やらない人が悪い人だと思いがちです。
正しさは、競い合うものではなく、尊重し合うものなのに、やりすぎるとおかしくなってしまいますね。
正義を主張し合うと争いになりますから、正しいことよりも「優しいこと」を基準に、一人ひとりが自身の言動を省みて、「それが美しいかどうか」を確かめた方がいいように思います。
メディアでは、いま、政治家や医師、専門家たちが、日々、さまざまな出来事に対して、さまざまな正論を発し、批判し合っていますが、それは仕方ありません。
それが仕事だから当然のことですが、一般市民までもが、自分勝手な正論を掲げて、得意げに批判し合うのは、本当に悲しいことです。
コロナ差別が拡大している今こそ、時々立ち止まって、自身を省みて、相手を批判するエネルギーを「相手と協力し合うエネルギー」に変えてほしいと願っています。
そして、お互いにとって、正しさよりも優しい毎日を送れるようになったらいいですね。
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