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【DIY】ソファの張り替えしてみたまとめ

これ(上)がこう(下)じゃ

 演劇の舞台美術に使うために、ソファの色変え&布貼り替えにチャレンジした記録です。椅子そのものはメルカリで買いました。
 ほぼほぼ一人で黙々やってたので、あまり作業風景は撮影できてませんが、ずぶの素人でもやってみたらできたので、参考にしていただければ幸いです。
 作業時間は3日間。それぞれ休みつつ5,6時間くらいかな…。1日目はタッカー外し、2日目は塗料剥がし・ヤスリがけ・再塗装、3日目は布の貼り付けと飾り鋲付けをやりました。腰痛には注意して下さい。

 参考にした動画は下記のみ(圧倒的感謝)


実際使った道具

▽「絶対にこれにする♡」と心に決めた布

 たぶんこれが一番大事。ここでモチベーション上げて腹をくくらないと挫折する。私は楽天で「ジャガード」をキーワードにひたすら自分の好みに合いそうな物を物色した。値段を気にしたらいけない。

▽ステープルリムーバー+ペンチ

 布を椅子の骨組みに縫い付けてるタッカーを外すための必須アイテム。地道な作業なのでケチらない方が良い。

▽塗装剥がし液+刷毛

 骨組みの色を変えるなら必須。綺麗に剥がれて面白い(臭いはややきつい)

▽ステンレス皮スキ+スチールワイヤーブラシ

 塗料剥がし液で浮かせた塗料をこそぎ落とす道具。凹凸の彫り物とかある部分は金属ブラシが活躍した。

▽紙やすり

 動画を参考にホームセンターで3種類くらい買ってひたすらこすった。

▽塗料

 骨組みを塗り替えるなら必要。お好みで。

▽ウェービングテープ

 今回私は不使用でしたが、たるんでいたり強度が心配な場合は張り直した方が良いです。

▽充電式タッカー

 普通の手動タッカーでも良かったのかもですが、なるべく労力を抑えたかったので充電式にした。コツは入りましたが、打つのには全く力が入らなかったので助かりました。

▽ウレタンマット

 ケチって厚さ2センチにしたけど、普段使いならもっとふかふかのにした方が良い。動画の通りウレタンチップを挟むのも良さそう。下記の商品は比較的お値打ちでサイズでかくてとても助かった。

▽スプレーのり

 ウレタンが接着できるやつ。私は作業直前まで買うのを忘れててDCMに唯一あったこれを使った。

▽金槌(トンカチ)

 打てれば何でも良いと思う。私はカインズで適当なのを買いました。

▽飾り鋲(連続鋲)

 これがあるだけで椅子の見た目のリッチさが倍増する。ただし綺麗に打ち込むのにはコツがいる。

作業過程

▽1日目

 振り返ればこの作業が一番大変だった。助っ人さんと2人がかりで莫大な量のタッカーを抜きました。こんなに打つ必要ある?ってレベルで隙間なく打ち込まれてました。写真撮ってないのなんでや!(答え:必死だったから)

ひたすらにてこの原理の要領で引っこ抜いていく。さびたタッカーだとちぎれたりして、そしたらペンチで親知らずのように引っこ抜く。
こんにちはウレタンマット
布を取り去ったソファ。この後ウレタンマットも容赦なく剥がす。
ウェービングテープが割と生きてたので、テープの貼り替えはやめときました

▽2日目

 薄ピンクの塗料を剥がして塗り直す作業。塗料剥がし液、大量に塗ってもべたつくし、少量だと塗料をうかしきれず、なかなか良い塩梅はつかめなかった。が、とりあえず何度が塗っては剥がすを繰り返す。

こんな感じで、塗料が浮いてこそぎ落とせるようになる
ひたすらこそぎ落とすと、無垢の木になっていく。これはこれで良い。

 おおよそ塗料を剥がせたら、ひたすらに紙やすりで磨く(写真撮ってない)
 なめらかになったら、塗料を塗る(写真ない)

シックなブラウンに塗ってやったわい!

▽3日目

 最終日。ウレタンと布、そして飾り鋲をくっつけていきます。

ウレタン。端っこは折って丸っこくして成形していく
モチベーションを上げたくて、下から先に布を貼っていくことに。
布の端は折り返してタッカーで留める。鋲を付ける前はこんな感じ
飾り鋲を打ち込んで、タッカーを隠していく。4回に一回くらいは失敗してやり直す
完成!!左の椅子は似たやつを買った。貼り替えてはいない。

まとめ

 やってみると、時間はそれなりにかかりましたが楽しかったです。何より、自分が使いたいと思った布でできるのが良いですよね。完成した際の感動はひとしおです。一つの心残りはクッション部分のふかふか具合がたりなかったこと!次に貼り替えるときはもっとふかふかに仕上げたいです。

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