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「世界観をつくる」 書評

役に立つ→意味をつくる
文明→文化

これまで日本は「役に立つ」物の生産に目を当ててきた。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機に始まり、いかに役に立つものを大量に生産出来るかが重要だった。

各家庭に十分にそれらが行き渡った現在、これまでの「役立つ」ものは必要なのか?
洗濯機にしろ、冷蔵庫にしろ、見た目も性能もほとんど一緒で差別化が難しくなっている。

これからは役立つ→「意味のある」ものに価値が移る。

意味のあるものとは
・物語のある
・世界観がある
・ブランド
・文化、芸術

例えばバルミューダ。
「役に立つ」に価値があった時代に25,000円もするトースターが売れただろうか?
意味のあるものに価値が移ったからこそバルミューダはヒットした。
売っているのはトースターではない。
「究極のパン」を追求することで、最高の1日の始まりを演出した。

他にスターバックス。
コンビニで1杯100円でコーヒーを買える現在、それでもスターバックスは勢いを増している。
スタバで仕事をする、スタバのコーヒーを持って出社する。
その世界観に私たちは魅了されているのではないか。

日本の企業ははこれまで「役に立つ」を追求してきた。
「意味をつくる」を追求している会社は僅かで、前例も少ない。
物怖じせず「意味をつくる」ことにチャレンジする会社が今後成功していく。

この本を読んだ時、GOAL-Bの姿が思い浮かんだ。

「意味をつくる」を追求し続けている会社なのではないかと。

「人の進化をつくる」という大義の元、社員の方々が自分達と、そして関わる人々の進化を燃え盛る熱さで作っているから
ここまで魅了され熱が伝わっているのだと思う。

先日ジムのプレオープンイベントに参加させて頂いたことで直接熱を感じ、こう思った。

・こんなカッコいい人になる
・全員が本気で熱を燃やすこんな環境で働きたい
・自分からその環境を創る

まだまだ僕は進化をし始めたばかりだが
半年前の自分と比べたら明らかに思考や行動、環境が変わっている。

今は自分の進化をつくることに必死だが、
その姿を見せる事で、今からでも周りの人に
自分の熱を伝えていく。





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