旅屋おかえり 原田マハ
タレントの主人公は唯一の出演番組が打ち切りとなり、人生に行き詰まる。
そんな時、たまたまファンから「代わりに旅をしてほしい」と依頼が舞い込む。
依頼人はALSという病気で体が動かず、旅行する体力も生きる気力も失っていた。
「どうしても思い出の地に再び旅行へ行きたい。」
その願いを引き受け、主人公は旅屋としての一歩を踏み出す。
主人公と依頼人、家族、旅先で出会う人々
様々な人との出会いで思いは紡がれ、予想出来ない物語が出来上がっていく。
この本を読んで旅行の概念が変わった。
美味しい物を食べて、綺麗な景色を見る。
それも最高の旅行だが
「人との出会い」
これがもっと旅行を最高のものにするのではないかと気付かせてくれた。
たしかに、僕もシドニーへ旅行に行った時の
1番思い出に残ってるシーンは現地の人との出会い。
道を教えてくれたコワモテのにいちゃんとご飯に行った事など。
想像出来ないような偶然の出会いが最高の思い出になる。
それが旅行の醍醐味。
旅行行きたい。
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