見出し画像

お金2.0 未来のお金はどんな姿なのだろう?【読書感想】


『資本主義から価値主義へ』

「価値主義」
本書で一番印象的なフレーズだった。
これからの時代は価値主義へ流れていく。

テクノロジーがお金の形を変えている。
ビットコインに代表される国家が管理しない、
デジタル通貨の登場。
資本主義ではお金の価値を
正しく反映できなくなった。

価値主義とは資本を最大化する根源を求めること。
YouTuberには、
お金よりもフォロワー数に価値を見い出す。
視聴者はテレビより「興味」「関心」のある分野を、
発信しているコンテンツに価値を見出す。

価値とは曖昧であるが、
経済的に人間の欲望を満たす実用性や
倫理的・心理的な観点から真・善・美・愛など、
人間釈迦の存続にプラスに働くような概念を指す
場合もある。

そうするとぼくらが働く意義も、
求められるスキルも変わっていく。

『「お金」のためではなく、
 「価値」を上げるために働く』

この先は「自分の価値を高めておけば何とでもなる」
世界が実現しつつあるそうです。
価値を生み出す会社で働くスキルから、
価値を生み出す影響力を持つこと。

自分なりの独自の枠組みを
作れるかどうかの競争になっていく。
枠組みの中での競争ではなく、
枠組みそのものを作っていく競争。

クリエーターであれば、
自分の作品ができるだけ多くの人の
目に触れるように情報を発信をし、
興味・共感・好意を持ってくれる人との
繋がりを増やしていく。
その上で自分の独自性とは何なのか見極め、
さらに磨きをかけてきくことが必要になる。

『読書感想』

自分が求める価値に磨きをかける。
これからの時代はそれが必要だと思いました。
人類のテクノロジーの進化、
お金や経済の変化は凄まじく、
これからもテクノロジーが
未来を変えていくでしょう。

そんな時代を生きる世代、
ぼくらは、独自性ある価値を持てるのか。
サラリーマンの仕事でも社会貢献しながら、
個人としても何を提供できるのか。
「地道にnoteを頑張っていこう」
そう思わせてくれた本でした。

時代の変化が恐ろしいですが、
頭のいい方々が創造する未来に、
地に足つけながら、
しがみついていきたです。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集