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『枕崎』 〜1999年 会社の2つ上の先輩の男〜 vol.6 (ゲイ小説)
「舐めてもいい?」
ベッドの上で僕は囁いた。
「…はい」
キスをして、それから乳首なんかをいじられていた枕崎先輩のあそこは、腰に巻いたバスタオルの上からでもくっきりわかるほど巨大化していた。
「舐められたことあるの?」
先輩のバスタオルを外しながら僕は尋ねた。
「前の彼女にお願いして、一度だけしてもらったことがあります。恥ずかしいって、ずっと布団をかぶっていたけど」
先輩はそう話しな
『枕崎』 〜1999年 会社の2つ上の先輩の男〜 vol.7 (ゲイ小説)
射精の余韻に浸っている枕崎先輩の唇に舌をねじ込んで「自分の味、する?」と聞いたら、先輩は「甘い?」と首を傾げた。
「甘いわけないじゃん。どんなファンタジーだよ!」
隣に寝転ぶと乗っかってこようとしたから「いいよ、焦らないで」と言うと「じゃあ、ちょっとビールでも」とコンビニの袋をごそごそ漁っていた。
「では、先輩の童貞喪失に乾杯!」
「童貞ではありません」
「どう?男」
「今のところ普通に気持
『枕崎』 〜1999年 会社の2つ上の先輩の男〜 vol.8 (ゲイ小説)
それからしばらくして僕は転職をした。
職場は離れても枕崎先輩とはしょっちゅう会っていた。
そして、そのほとんどでSEXをした。
先輩はSEXに貪欲だった。
思うに、本当は、性欲が強くて興味も人一倍あるのに、生来の恥ずかしがり屋のせいで経験は少なかったけれど、恥ずかしがらなくても良い相手、つまりそれは僕なのだけど、そんな相手を見つけて一気に欲望が爆発した。
そんな感じだった。
「そろそろ後ろの方