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ちょっとブレイク ~ ほんとうにそれで良いの?~

自転車置き場に半年以上放置して、埃をかぶっていたMYママチャリ。
久しぶりに乗ってみようと、キレイに雑巾で拭いたけど前後輪のタイヤの空気が抜けている。

そこで、空気を入れてみたものの翌日には後輪はぺちゃんこに。

もしかして、パンク?

引越しの際に持ってきた自転車、今の住居の近くには自転車屋さんが何処にあるのかもわからない。

そんなに乗らないし、そもそも1万円強の自転車。
修理代高かったら処分しようか、だけど無かったら困るけどー、と思いながら近所の自転車屋さんをネットで探す。

そうすると、約1.5㎞ほど先に街の自転車屋さんを見つけた。近くでなく少しショック。

パンク状態なので手押しで約1.5㎞、自転車って乗ってると楽なんだけど手押しは流石に辛い。

しばらくすると、自転車屋さんに到着。

そこには手指が真っ黒の作業服を着たかなりシニアの男性(おじさん)が。
この道〇十年といった職人さんなのでしょう。


その時の会話。

わたし「しばらく乗ってなかった自転車の後輪の空気が一日で抜けてしまうんですけど、見て頂けますか?

おじさん「はいはい、虫ゴム劣化かチューブに穴が開いてるかちょっと見ますね、最悪チューブ交換となると3,000円ぐらいはかかるかも。

わたし「(3,000円ぐらいなら仕方ないと思いながら)お願いします


おじさんは、10分ほどなにやら自転車を見て、メンテナンスをして空気を入れる。


おじさん「おそらく、虫ゴムの問題だと思うので交換した。そして前後輪とも空気圧を調整しといたよ。もし、再度空気が抜けてるようなことがあったらまた持ってきて。もう大丈夫だと思うけど。

わたし「ありがとうございます。ところでお代は?

おじさん「虫ゴム交換だけなので、えーっと100円頂ける?

わたし「100円で良いんですか?」

おじさん「ひょっとして今度空気が抜けていたら3000円を覚悟しといてね。

わたし「ありがとうございます!」


親切な自転車屋さんだったので、これからもお世話になろうと思う。

だけど、なんと、自転車のメンテナンスの代金が100円。
この代金にはおじさんの人件費は含まれていない。

街の自転車屋さんはすごく有り難かったけど、
経営は大丈夫だろうか、後継者はいるのだろうか、などと余計な心配をしてしまう。

ご無理はなさらないで適正価格を取ってでも、お店を継続してほしいと願います。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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