KINTOと交通安全祈願
KINTOってご存じでしょうか?
実は、わたしは諸事情があって15年振りに車が必要になったんです。
そこで、あれこれ考えた挙句、KINTO(トヨタ自動車のサブスク)を利用することにしたんです。
購入じゃなく一定期間借りるだけ、それには新車で整備費用や保険など消耗品(ウィンドウウォッシャー液まで)まで全て月々の支払いに含まれているというもの。
だけど、元来のわたしは車は所有以外考えられずトヨタ車はあまり好みでなかったのが、時代も変われば思考も変わるんですね。
豊田章男会長の考え方、ご先祖を大事にする豊田家の物語、車の作り方、トヨタ自動車の社会貢献観、KINTOのシステム、などを知るとトヨタ車に乗ってみたいと思ったんです(末尾に過去記事添付)。
中でも、トヨタ自動車のコスパ最高のクルマという「カローラ」を。
そこで、ここからが本題。
以前、わたしの記事にnote仲間の様々な分野で造詣が深い尊敬するNAPDAISUKIさんから以下コメントを頂きました。
このお寺が気になる~ってことで調べてみました。
「販売の神さま」と言われた神谷正太郎翁(※)が、車社会の発展及び安全を願って昭和45年(1970年)に蓼科に聖光寺というお寺を建てたというじゃないですか!
この物語に心を奪われ、これは真っ先に新車のドライブを兼ねて祈願をして貰わなきゃと行ってきました。
蓼科山聖光寺
聖光寺は標高約1230mの長野県蓼科に所在する観世音菩薩を御本尊として祀るお寺。
境内にはソメイヨシノが約300本植えられていて、通常は5月のゴールデンウィーク頃に満開になるという。
山門をくぐると、本堂まで境内にはサクラ、サクラ、サクラ。
本堂内へ
指定の時間に行くと、住職の指示に従い本堂の横に車を横づけ。そして交通安全祈願が始まるということで、本堂内へ案内される。
そこには、スーツやお着物などで正装した方々が数十人。どうやらトヨタ関係者の様子。そこにわたし一人だけ場違いのような私服。
そこへ威厳のあるお坊さんが到着。
少し恥ずかしい。
お経がはじまる
聖光寺の御本尊は観世音菩薩。
毎月18日は観音様の御縁日だそうで、法要の日。
観音経の経本が渡され、お坊さんがお経を読み、その後みなで観音経の経文を唱和。
それも漢文を音読みと訓読みで。仮名が振ってあるけどみんなのスピードに追い付かない。
途中でお焼香も。
般若心経だけはなんとか言えたけど。
そして観世音菩薩の真言「おん あろりきゃ そわか」を7回唱えることを何遍も。お陰様でそらで言えるようになりました、ご利益あるかな(笑)
そのお坊さんの読経の中で、わたしの車のナンバーも言って貰えたことには、なんだかありがたい感じがしました。
最後にお坊さんのお説法。
延命十句観音経の中で「常楽我浄」の意味について。
1時間半、有り難い時間を過ごしました。
車両の交通安全祈願
運転席のドアを開けて、お札をダッシュボードに置き祈願。
祈願が終わると安心した気持ちに。
どうやら車両の安全祈願はわたしだけだったようで。
祈願終わりに
みんなにお供え物のお裾分けがありました。
そして、住職さんが「この度は京都からわざわざお越し頂き誠に有難うございました。例年4月18日は桜は蕾の状態、だけど今年は満開となんとも運が良いですね」というと、祈願をしていただいたお坊さんは「わたしは奈良から来ましたが、、、」と(笑)
満開の桜の中で祈願して貰えたことは最高に幸せでした。
おまけ
京都-蓼科間は約350㎞。
長い間クルマの運転をしていなかったけど、最近のクルマは高速道路ではほぼ自動運転で楽ちん。さらに、ガソリンを満タンにすると京都蓼科間を往復可、燃費は約20㎞/ℓ以上と懐にも優しくなった。
昔のクルマと比べると隔世の感があるけど、クルマに関する変化はわたしが歳を重ねるスピードとちょうど心地いい。
クルマがあると一気に行動範囲が広くなりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【参考:トヨタ自動車に関連する過去記事】