ミツバチとのお付き合いがすごい!スロベニアを知ってわかったこと(1/2)。
1週間ほど前にスロベニアにとってミツバチはとても重要なものという話をしましたが、今回はもう少し詳しくお話ししたいと思います。
前回の記事はこちら
スロベニアにとって蜂蜜は食べ物以上の存在!
スロベニアの養蜂家の仕事は、単に蜂蜜を作るだけではありません。
ミツバチの保護も大切な仕事の一つです。
スロベニアの養蜂家たちは、ミツバチがこの世界で如何に大切な役割を担っているかを知ってもらい、また世界の環境を守るためにもミツバチを保護することは非常に大切ということを知ってもらうため、積極的に活動を行っています。
また、様々な取り組みやプロモーションを通じて、世界中で今ミツバチの数が減り続けており危機的な状況になりつつあることを世界に知ってもらおうとしています。また同時に養蜂技術の革新と伝統の継承を次世代に伝えようと日々努力しています。
そうなんです!
ミツバチについてわたしたちが知っておくべきこと!!!
蜂蜜は健康維持にとっても効果的!
蜂蜜は美容にとってもいいことは有名ですよね!
スロベニアのスパ(温泉などの保養地)では健康増進の一部として必要不可欠なものとして使われています。
例えば、蜂蜜風呂!
やマッサージオイルに蜂蜜を使ったり、
アピセラピー
という、太古の昔からミツバチ自体を使った療法などがあります。
アピセラピーでは、医療としてプロポリスやローヤルゼリーや蜂蜜といった、ミツバチ自体を使用して病気の予防や治療を行います。
スロベニアのアピセラピーはなんと!
このアピセラピーは実は日本を含め様々な国で行われていますが、スロベニアのアピセラピーの面白いところはビーハイブハウスという養蜂箱でできた家で受けることができる点です。
それは、ハチの巣の中の空気は呼吸器にとても良い効果を与え、ハチの羽音はリラックス効果があるといわれているからです。
最近では、このビーハイブハウスで蜂蜜を使ったマッサージや、温かい蜜ろうを使ったスキンケアなどを提供しているところもあります。
さすが養蜂大国のスロベニアですよね!
蜂蜜の取れる花を植えることで自然の保護につながります!
昔の人は、自然から取ったものはいつか自然に返さないといけないことを知っていました。
そうすることで、自然のバランスが保たれポジティブなエネルギーで満たされるのです。
私たちすべての人々は、今ある自然を保護するために積極的に行動する必要があります。
今ある自然を保護するために、わたしたちは具体的に何ができると思いますか?
難しく考える必要ありません。
それは意外に簡単で、花や果物の生る木を植えることです。
ミツバチやほかの花粉媒体生物にとって、花の蜜や花粉は生きる上で必要不可欠なものです。
彼らが花の蜜を吸い、また花は受粉を助けてもらうことで木は果実を実らせることができます。
つまり、私たちも養蜂植物を植えた、その見返りとして秋から次の春にかけて果物を食べることができるのです。
こうやって自然はつながっていくんですね。
(この記事は、スロベニアの方のご協力を頂いて書いています)
ミツバチとのお付き合いがすごい!スロベニアを知ってわかったこと(2/2)に続きます。