貴船神社と月見だんご
京都市左京区にある貴船神社が、中秋の名月に出町ふたば(食べるなら当日のみ「出町ふたばの豆餅」の魅力)のお団子をご用意されたと聞き、お参りを兼ねてちょっと行ってきました。
京出町ふたば × 貴船神社
【月見だんご頒布のお知らせ】
本日は中秋の名月です。
出町ふたば様にお作りいただいた月見団子を、ご神前にお供えしたのち頒布しております。
貴船神社って?
貴船神社は、約1300年以上前に京都市左京区に創建された万物の命の源である水の神を祀る全国二千社を数える水神の総本宮。
そこには、本宮、結社、奥宮、と 3つの御祭神が祀られています。
ご利益は、本宮と奥宮は運気隆昌と諸願成就、結社はえんむすび(日本3大縁結びの神)のパワースポットとして有名ですね。
貴船神社の名前の由来は、「氣生根(きふね)」とされ名前の通りエネルギーが生まれる根源、御神気に触れることで気が満ちるとされたようです。
言葉の由来からしても、パワースポットと言われる所以なのでしょう。
本宮
本宮へは両側に朱色の灯篭がある石段を登っていきます。絵になる場所ですね。
もともと本宮は現在の奥宮に創建されたのですが、洪水により1055年に現在の地に移されました。
登って右側に見晴台で休憩所の龍船閣があります。
看板には「この奥に進むと、貴船神社でしか聴けない音の体験があります」と書いてあります。
確かに、ここでは、昔ながらの川のせせらぎ、鳥の声、虫の音、などを聴くことができました。
左手を見ると、お目当ての月見だんごの案内が。
階段を少し上がると右手に本殿がありますが、左手の授与所に月見だんごが並んでいます。
御神水
本殿の向かいには、御神水がコンコンと何千年も絶えることなく湧き出ています。
貴船神社には「水占い」というおみくじがあり、「水占斎庭」に選んだおみくじを浮かべると文字が浮かんでくるのです。
中宮(結社)
中宮は縁結びで有名な社ですが、上を見上げると神々しい光が差していました。
樹齢約400年の桂の御神木。
いくつもの枝が天に向かって伸びて八方に広がる、まるで龍の如く大地から勢いよく立ち上る姿のようで、開運の信仰が篤いと言います。
相生の杉(御神木)
同じ根から生えた一本の杉、樹齢1000年。
「相生」は「相老」に通じ、夫婦ともに長生きの意味。
連理の杉(御神木)
この木は杉と楓と別々の木が重なって一つになっている珍しい木。
連理とは、夫婦、男女の仲睦まじいことをいい、古来より吉兆とされています。
奥宮
奥宮は、貴船神社が当初創建された地。
そもそもは、浪速(大阪)から淀川、鴨川、貴船川をさかのぼった最終点(上流としての起点)に祠を営んで水神を祀ったのが始まりと言います。
御船形石
本殿の横にあり、これを積み囲んだ小石を持ち帰ると航海安全の御利益があるとされたという。
最後に
貴船神社に行くと、自然の中でその場の空気感がいつもと異なり、強い氣がある非日常感があるように感じました。
間違いなくエネルギーを頂いたような。。。。
だけど、今回は、貴船名物の川床料理を食べられなくて残念でした。
神社の詳細説明は省きましたが、機会があれば、是非ご参詣いただきご自身でエネルギーを感じて頂ければと思います。
おまけ
中秋の名月、いつもの場所でパシャリと。
貴船神社は鞍馬寺とも繋がっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。