夏の体の後始末
暦は白露
今年の夏は暑かったですね〜💦
まだまだ暑さは続くようですが、
季節は立秋、処暑を過ぎ、9月7日は、白露。
白露の時期は、朝晩少し秋らしくなり、草や木に白い露が
つくようになることからついた名称。
日本には、1年を24つに分けた「二十四節気」があります。
15日ごとに名称があり、自然の営みを意識でき、
日に日に季節が移り変わっていくのを感じられます。
暦を意識し、自然のリズムに合わせて、そろそろ冷たい飲食は控えて、
体やこころをいたわってあげたいですね♡
夏の暑さで何かと乱れた生活のツケが出てくる季節の変わり目。
残暑バテ・・・なんて病名もあるそうですね💦
秋は「肝」の働きが弱まる季節
古典医学で、「肝」は、肝臓のことだけでなく、
次のような働きがあることになっています。
「肝」は、血を蔵す。(血液の大蔵省のような役目)
「肝」は、剛蔵で疏泄を主る。(疏泄とは解毒のこと。薬屋さんのような役目。いざとなった時に、栄養や薬を他の臓器や器官に届ける)
「肝」は、その竅(あな)を目に開く。
「肝」は、筋を主る。
肝臓は忍耐の臓器
肝臓は、無口な頑張り屋さん。
肝臓は最も大きな臓器で、その大きさに比例して、
多くの重要な機能を持っています。
また、唯一再生能力のある臓器で、
多少の損傷は自覚症状として現れません。
何も症状がなくても、肝臓が疲れている可能性は大です。
やる気が起きない。体がだるい。イライラする。鬱々する。
泣きたくなる。筋肉が引き攣る。目や皮膚にトラブルが起きる。
食欲がない。肩こり、頭痛、貧血・・・等々。
栄養をしっかり摂りましょう!!!
夏場は、必要な栄養が不足しがちです。
ご飯と味噌汁を基本に、しっかりとバランスの取れたメニューでなく、
麺類だけとか、多くなかったですか!?
たんぱく質は、肝細胞の構成成分。
ダメージを受けた肝細胞の修復には、たんぱく質は欠かせません。
いつもより多めに!!! 特に植物性のたんぱく質をしっかり!
また、食物繊維を十二分に! 便秘は肝臓にも負担をかけます。
食物繊維には、有害物質を吸着して、排泄させる働きがあり、
肝臓を助けます。
そして、ビタミンA、C、Eも欠かせません。
肝臓のダメージを減らしてくれます。
肝臓を養うためには、栄養が必要です。
炊き立てのご飯と根菜などお野菜をたくさん入れた味噌汁のセットは、
たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、と
とてもバランスが取れています。
そこに、お魚や煮物、あえもの、などの和食は最高です。
炊き立てご飯と、炊き立て味噌汁には、
数値では計れない『氣』(エネルギー)があります。
栄養を摂ることと同時に、肝臓に負担をかけるものを控えることも
大切です。
添加物が多く使われているお菓子やインスタント食品、ジャンクフード、
揚げ物、薬や、化学合成されたサプリにも注意です。
病の元は飲食にあり
お盆を過ぎた頃、朝起きて、ふらっとしました。めまいでした。
なぜ、めまいが起きたのか・・・私は、生活を振り返り
すぐわかりました。
水分過多、冷たい飲食が続いていたこと、ごちそう続きで、
胃が悲鳴をあげた結果でした。
一日、ゆっくりと過ごし、胃袋を休ませました。
学んでいたから、慌てず、不安にもならずにいられました。
おかげで、次の日にはすっかり元気になれました👍
体調が悪くなった時、必ず、飲食の間違いが潜んでいます。
何が良くなかったのかを知るために、
自分なりでなく、先人たちが命をかけで残してくれた多くの知恵を、
素直なこころで、感謝のこころで、しっかりと受け止めて自分の人生に、
大切な人のために、活かしていきたいと思います。
日々、健やかに過ごせることは、本当に気持ちよく幸せなことです。
健康は財産ですね!
これからも、自分の体にしっかり投資し、いつでも、
今が一番元気! 今が一番幸せ! と、言える自分作りを
頑張ります!
みなさんの健康と幸せを心から祈りながら、
今月も元気に食育活動に励みます!!!