30-Day Challenge:変わりたい気持ちを行動に変える挑戦
誰しもが『ちょっと変わりたい』、そんな気持ちを持っていると思う。あんな風になりたいけど、う~ん、やるのはちょっとめんどくさい。でもやりたい気持ちはある。
そういうことってよくありませんか?
私はあります。
そして中高生にとってもそれは同じ。
・毎日、帰ったらすぐ宿題できたらいいのに、、、
・毎日、携帯みるのやめて勉強したらいいのに、、、
・定期考査前はしっかりと準備できたらいいのに、、、
・整理整頓ができてすぐにどこに何かあるか分かりたいのに、、、
分かってるけどなかなかできない。やりたいけど、できない。
そんな日常の悩みがある中、夏休みに受けた研修で、この30 days challengeの実践を聞き、非常に感銘を受けた。入口を自由にして、最後に英語でまとめる。間違いなく、生徒も楽しい、教員も楽しい、みんなに気づきがあり、次にもつながる。
多感な中高生にとっては、こういう「自己分析」や「自己成長」を育む機会が大事なのは間違いない。そして私もやりたい!!
そんな思いがあり、この取り組みを始めた。
30 Day Challengeとは?
簡単に言うと30日間何かに挑戦すること。
Try something new for 30 days
アウトプット(Canvaでプレゼン)
最後のアウトプットから紹介すると、最後はCanvaでこんな風に1枚にまとめて、これをベースにポスター発表的なプレゼンを行った。
発表時には校長・副校長も参加してくださり、なおかつネイティブ先生も参加してくださり、なかなかの雰囲気!やはりクラス内だけより、他の先生がいらっしゃると緊張感があって良い刺激!
活動の様子はこちらから。
生徒の成果物まとめ
①30日間、ゴミを拾う。
②30日間、寝る前にストレッチ
③12時までに寝る!昼夜逆転の生活改善!
④スクリーンタイムを減らす!
⑤開脚180度!
⑥断捨離チャレンジ(私のチャレンジ)
Canvaでまとめると、やはりデザインまで考慮されてあがってくるので、素敵なものになる。皆さん素敵。
指導手順
①2学期の最初に30 day challengeのyoutubeを視聴
②この取り組みの目標を説明し、各自で取り組みを設定。
③ハンドアウトはこんな形で分かりやすくまとめられるようにカレンダー形式にして紙ベースで配布(何でもデジタルではなく、毎日みたりつけたりするようなのは、やはり紙ベースの方が、やりやすい)
1ヶ月後
(1週間に1回程度は声かけ)
④振り返り
こんな感じのまとめハンドアウトの提示
こちらはデジタルで配布。
簡単に英語でまとめるて、コピペしてChat GPTでチェック
ChatGPTを使うと、こういう英語も使えるんだという気づきがあり、なおかつプロンプトも覚えていく。また、難しすぎる単語は、自分の分かる英語に変えていく。
⑤Canvaでデザイン
⑥プレゼン練習
⑦本番
やってみての感想
色んな教育効果があった。
①自己管理
30日連続で行うには計画的に行動しないと無理。連続してできたできないにかかわらず、30日という期間、自分と向き合った。
②自己発見
振り返りをみると、新しい気づきを出している。こういうことを意識するようになった、こういう風にすべき、など。
③興味・関心・意欲
次に行うならという項目を見ると、新たな興味や意欲がみられる。次につながるという意味でもよかった。
④デザイン
Canvaを使うことでビジュアルデザインについても考察している。
⑤英語
自分の行いについて英語でまとめて英語で発表
⑥プレゼン
プレゼンスキルは”場数”が勝負なので、もちろん良い機会。
この中でも特に良いなと思ったのは、新しい気づきの部分。
何事もそうだけど、やってみないと分からないことがある。
やってみたからこそ、気づく部分がある。
そういう部分が見えてきたのが非常に嬉しかった。
また、タイミングをみて実施したいと思います!!あまりやりすぎてもダメだと思うので、年に2回ぐらい実施できればなと思います。