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【農業初心者の記録】トラクターを使った田んぼの「ロータリー耕」について(2025.1.8)

お仕事お疲れさまです。shoeiです。

今年から本格的に農業従事者となる者で、絶賛農業の勉強をしております。

本日は、久しぶりに【農作業の記録】を行います。

僕が農業を始めた理由と過去の農作業を記録しようと思った理由については下記の記事で紹介しているので、よかったら見てください。

本日は1月8日に行った「ロータリー耕(こう)」についてご紹介します。

「ロータリー耕ってなに?」
「使用機械や作業で気をつけることは?」

そんな疑問が解決できるような記事となっています。これから水稲農業を始めようと思ってる方や改めて作業内容を確認したいと思ってる方にとって、役に立つ内容だと思います。良かったら読んでください。

では、見ていきましょう!


トラクターで行う田んぼの「ロータリー耕」について


「ロータリー耕」について解説


https://www.kubota.co.jp/kubotatanbo/rice/germination/tilling_02.html

ロータリー耕は、耕うん作業の一種であり、土を掘り返す農作業のことを指し、「耕す(たがやす)」「田おこし」などと表現されます。作業の目的は、田んぼの表面に生えてきた雑草を土に混ぜ込むと同時に、土の中に空気を入れ、乾燥させることです。乾燥することにより、土が空気を多く含むため、苗を植えたときに成長が促進されるのです。


「あれ、リバーシブルプラウで行う天地返しと一体何が違うの?」

それぞれの特徴について、以下で解説していきましょう。

「ロータリー耕」と「天地返し」の違い


■土への影響
ロータリー耕→土を細かく粉砕するため、雨が降ると締まりやすい
天地返し→大きな土の塊は残るため、雨が降っても土が締まりにくい


■目的

ロータリー耕→土壌の砕土と整地 etc…
天地返し→土壌改善、病害虫・雑草対策 etc…

■耕す深さ
ロータリー耕→比較的浅い層
天地返し→約30~40センチの深層まで


「ロータリー耕」も「天地返し」も耕うん作業のカテゴリーに属します。「ロータリー耕」は日常的な耕起作業に適しており、「天地返し」は長期的な土壌の健康維持に適しています。

https://agriport.jp/agriculture/ap-836/


「ロータリー耕」での使用機械

一般的に、耕うん爪が複数ついた「ロータリー」と呼ばれるアタッチメントを使用します。土や雑草を細かく砕けることがロータリーの良いところです。僕たちはヤンマーのEC20というロータリーを使用しています。

「ロータリー」のかけ方


ロータリーのかけ方 2025.1.8撮影

ロータリーのかけ方は人それぞれ異なりますが、私たちは次のように作業を進めています。まず、田んぼの端からロータリーをかけ始めます。このとき、Uターンするたびに30~50センチほど田んぼを残しながら進めていきます。田んぼの端までこの方法で作業した後、次に残しておいた部分を丁寧に仕上げていきます。スタート地点まで戻ってきたら、最後の畦畔付近を何度か周回し、終了です。

その他のやり方としては、わかりやすく動画で解説している方がいましたので、参考までに載せておきます。


「ロータリー耕」での注意点

✅耕起の深さは約12~20cmで、田んぼの状態に合わせて調節する
✅ロータリーの点検や掃除などを行う場合は、エンジンを停止する
✅トラクターの速度とロータリーの回転速度を適切に維持する
✅公道を走行するときは、ロータリーが回転していないことを確認する
✅トラクターを停止する場合は、平たんな場所で、サイドブレーキをかける

技術面によるものと安全対策をまとめました。安全を最優先に作業を行うことが重要です。

作業時間の目安

作業面積:95a
作業時間:4時間50分(290分)
作業効率:10aあたり約31分
走行速度:2.2-2.5km
回転数:500-550             

2025.1.8の作業より

ロータリーが時速2km程度に対し、プラウ(リバーシブルプラウ含む)は10kmと作業スピードが速いので、大規模な生産者はプラウとハローを使っての作業が一般的です。

https://agriport.jp/agriculture/ap-836/


まとめ

今回は「ロータリー耕」についてご紹介させていただきました。

農作業では欠かせない作業なので、この記事から少しでも学びが得られればうれしいです。また、農業に少しでも興味を持ってくれる人が増えたら良いなと思っています。

副業でWEBライターを目指しており、毎日投稿で「書く」練習中です!

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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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