蔵書紹介:データ分析に必須の知識・考え方 認知バイアス入門/山田典一
本の概要
『データ分析に必須の知識・考え方 認知バイアス入門 分析の全工程に発生するバイアス その背景・対処法まで完全網羅』
認知バイアス、社会的バイアス、統計的バイアスについて社会人全般向けではなくデータ分析者向けに説明されている。カラー刷りと豊富な図解でわかりやすく書かれている。当記事執筆時点(2023/9/23)では認知バイアスの本としてはかなり新しい。
『データ分析のための数理モデル入門』などソシム社のデータ分析シリーズの5冊目になる。過去作のテーマは数理モデル、データ解釈学、統計学、分析モデルと生の数学に近かったが、本書のテーマは人文学的な要素が強く、数学が苦手でも理解・応用がしやすいと思われる。
購入経緯と読書状況
昨日まで紹介していた各種認知バイアス本と同様、昔から認知バイアスに興味があったため書店で見てジャケット買いした。認知バイアス本はこれまでほとんど読んでおらず、本書もまだ全然読んでいない。