蔵書紹介:認知バイアス 心に潜むふしぎな働き/鈴木宏昭
本の概要
『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』
心理学の認知バイアスのメカニズムや事例について説明されている。認知科学の本には単行本が多くて持ち運びづらい印象がある(これ自体が私の認知バイアスかもしれない)が、本書はブルーバックスなので、持ち運びやすい新書でありながら一般向けにわかりやすい説明と地に足のついた信頼性を期待できる。
ITエンジニアをやっているとシステム設計、不具合調査、ユーザヒアリング、チームの体制構築、進捗管理、品質管理など多くの場面で先入観や固定観念による判断ミスや問題が起きる。良い判断をして、良い人間関係の中で、良いモノづくりをするために、本書で認知の仕組みを理解すると良いだろう。
購入経緯と読書状況
学生の頃から心理学、特に認知心理学・認知科学に興味があったため、書店で見かけてジャケット買いした。まだ読んでいない。