toggl でのライフログ記録以外の4つの効能
先月のフルマラソンが終わったあたりから、日々の行動の振り返りをするための toggl を停止していました。
出張やフルマラソンといった toggl でもともと想定していなかったイレギュラーを記録する事が億劫で面倒になったからです。
あと、あすけんもそうなんだけど、ある程度の記録をとって慣れてくると、記録しなくてもある程度が想定できるようになるので、記録自体が不要になるという事もあります。実際、あすけんで記録してもしなくても、体重や体脂肪率は調整できています。
なので、ある程度 toggl で管理された世界での活動も慣れたので、いったんやめて見ても良いかなとやめてみました。
toggl をやめてどうなったか
やめてみてびっくりしたんですけど、会議の予定が入っていないところで、何の仕事をしていいか分からなくなってしまったんですね。他にも「やりたいなー」「やらなきゃなー」ってことを実行する事も億劫になってしまって、かなり怠惰な生活になってました。
また時間制御しきれなくなって、モンハンをやり過ぎていたり、延々と小説を読んでいたりする始末。
ライフログしなくなったことで「時間」を意識しなくなってしまったようです。「行動をはじめる」ことに対するモチベーションというか、タイミングというか、いろいろなものが欠如したようです。
また、振り返る時にも「あの時間帯になにしてたっけ…」が思い返す事すら不可能になってしまいました。年寄りの記憶力ェ…。
という事で、toggl というか「活動記録」をつけるという事によって、記録を振り返るだけではなくて次のような効能もあったんだと気がつきました。
事前に何の作業を実行するか予定をきちんと立てる
予定していた作業をきちんと実行に移せる
だらだらと無駄に一つの作業に時間をかけなくなる
集中しやすい
4つめの「集中しやすい」部分ですが、気持ちの切り替えがしやすいという事にも繋がっています。toggl は記録する前に「この作業やろうかな」とタイマーをオンにします。この「タイマーをオンにする」ことが気持ちの切り替えと集中力を向上させる行為に繋がっていたんですね。
何か作業を始めるまに、特定のルーティンを作っておくと作業に没頭しやすいという事があります。それがこの「タイマーをオンにする」というちょっとしたことでも、その切り替えの一助になっているんですね。びっくりです。
toggl 再開してみるか
とはいえ、そんなカンタンに再開できません。
実はちょっと面倒だなーと思っていた事があります。入力パターンがだんだんと多くなっていって「この作業をする時は、どれで入れればいいんだ…」って止まる事も徐々に増えていったからです。
振り返りとしては4つの領域に分類してレポートを見ていました。
なので、その活動がこの 4つの領域のどれか、さえ入れておけば結果的には良いのです。
ただ、この KPI 自体が自分にとって間違っていたんじゃないかと振り返っています。記録を見返して、結局何を振り返りたかったんだっけ?何を改善したいんだっけ?という、そもそもの目的を見過ごしていました。toggl で記録する事が目的になっていました。だから記録をしても振り返る事がほとんどありませんでした。
これではいけません。
振り返りには、必ず振り返るための目的や目標設定が必要です。今一度、そういった目的を自分なりに作り上げてから、toggl の記録を再開すべきだなと考えています。
とはいえ、何も記録せずに過ごしていく事もデメリットだと今回気がつきました。ですから、いったん、今まで通りの記録を行ってみながら何を記録すれば良いのかを並行して進めていこうと予定しています。
今日はもう中途半端なので、明日の朝から再開して、自分を見つめ直してみようと考えています。