「具体と抽象」
仕事ができる人とは、どんな人だろう。仕事のスピードが速い人だろうか。仕事が正確な人だろうか。人によってさまざまな定義があるだろう。私にとって、仕事ができる人とは、具体と抽象を行き来することができる人だと考える。
今まで、抽象という言葉にどこかマイナスのイメージを持っていた。何でもかんでも具体化するほうがいいだろうと思っていた。
しかし、具体化できるだけではまだまだ。仕事をしていると、具体的にやりすぎると制限がかかり、新しい発想が生まれない。
抽象化することで、余白が生まれ、新しい発想が生まれることもある。何かを考えるときに、具体化するだけでなく、息詰まれば抽象化することも必要になってくる。
考えが行き詰っているときほど、より具体的に考えようと思ってしまう。そして具体的に考えるため、余白が無くなり、アイデアも出てこなくなるという負のループに入ってしまう。
一度、立ち止まって物事を抽象化してみること
例えば、企業の分析をする際に、企業の情報が出てこないとする。そんなときは、企業という具体化から離れ、業界という抽象化することで情報が出てくるかもしれない。具体で出てこないなら抽象。この考え方はこれから行き詰ったときに、いい考え方かもしれない。
私は、抽象化することが得意である。逆に具体化することが苦手。具体化するレベルをどんどん上げていきたい。
人に説明するときは、抽象化しすぎると、まったくと言っていいほど、伝わらなくなる。説明するときは、より具体的に簡潔に。これも今後意識していきたいこと。
仕事以外にも、生きていくうえで具体化することと抽象化することは、めちゃくちゃ重要な考え方である。
具体化することも抽象化することも必要。
どちらの考え方も生きていくうえで、大切な考え方だからこそ、この考え方を瞬時に行き来することができるように日々トレーニングしていきたい。何かおすすめのトレーニング方法があれば、ぜひコメント欄へ!!!
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました