189.その気持ち、言葉にできる⁉②
どんなに言葉を磨くスキルを学んだところで、
自分の気持ちを把握していなければ
強い言葉を生み出すことはできない。
考え抜く、整理する、さらけ出す、
この一連のプロセスを正しく経ることで、
あなたの言葉は人を導く「旗」になる。
・内なる言葉の作り方がわからない人
・思考の幅や広さを広げることに苦労している人
そんな人たちに今日の記事は読んでもらいたい。
第2章 正しく考えを深める「思考サイクル」
2.1 「思考サイクル」で正しく考えを深める
人は考えているようで、思い出しているだけのことが多い。考えるという行為を頭の中で内なる言葉を発していると強く認識すること、そして、過去の記憶を思い出そうとしてしまっている事実に気付くことを頭で理解することから始める。
〈思考を深めるサイクル〉
①思考を漠然としたものでなく、内なる言葉として捉える
↳頭の外に出して、考える余地を生み出す
②内なる言葉を、俯瞰した目線で観察する
↳考えたりない幅と深さに気付く
③そして、考えを進めることに集中し、内なる言葉の解像度を上げる
↳時間をあけることで、客観性を持って考える
課題の本質をつかみ取ったり、本当に自分が悩んでいる事、解決したいことに真正面から向き合わなければ、いつまでも課題や悩みの表面を撫で続けることになってしまう。
2.2 「内なる言葉」を磨く全身思考法
①頭にあることを書き出す(アウトプット)
↳A4の紙にアウトプット
②「T字型思考法」で考えを進める
↳「なぜ?」「それで?」「本当に?」を繰り返す
③同じ仲間に分類する(グルーピング)
↳内なる言葉を俯瞰して、観察→方向性の幅と深さを広げる
④足りない箇所に気付き、埋める
↳横のラインを意識し、考えを広げる。
縦のラインを意識し、考えを深める
⑤時間をおいて、きちんと寝かせる
↳2,3日時間を空けてみる
⑥真逆を考える
↳否定・意味・人称としての真逆を用いて、思考を広げる
⑦違う人の視点から考える
↳自分という壁から、自分自身を解放する
2.3 自分との会議時間を確保する
「時間があったらやる」ということは「時間がなかったらやらない」と同意である。そして、現代人に余ってしまった時間は生まれにくい為、意識して自分との向き合う時間を確保する必要がある。
頭がすっきりした午前中が最適であり、1~2時間程度を週2回取ることがベスト。自分の頭の中をしっかりと覗き込み、内なる言葉を掴み取る。
「いつか」はいつまでもやってこない。やるきを行動に変える。
変化するには古い習慣を新しい習慣に置き換えねばならない。時間を確保することにより、自分と向き合う習慣ができる。
2.4 まとめ
・真正面から向き合わなければ、解決されることはない。
・適切な思考法で思考を広げ、深める。
・自分と向き合う時間を優先して確保する。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
今日の格言
人間は、その人の思考の産物にすぎない。
人は思っている通りになる。
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