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大阪・恩智温泉さん(大阪府 八尾市)


恩智温泉(おんぢ おんせん)さんは、大阪府八尾市の銭湯です。大阪市内から約30分。近鉄電車一本で「大人のおでかけ・お風呂つき」が完結します。
(1820文字)



恩智温泉(おんぢおんせん)さん


近鉄・恩智(おんぢ)駅シリーズは、4回目。今回で、いったん区切りをつけます。
日帰り旅のラストは銭湯。さっぱりして帰りましょう。

恩智温泉(おんぢおんせん)さん
大阪府八尾市恩智中町1-178
15:30~23:00
木曜定休

もより駅は……
●近鉄電車 (大阪線) 恩智駅…徒歩約5分

◆前回までのお散歩コース◆
くわしくは巻末の記事をごらんください
①恩智神社・徒歩約20分
②ゆくるカフェ(茶吉庵 内)
③有形登録文化財・茶吉庵

木のベンチがある恩智駅

■近鉄電車・ご注意■
・近鉄・奈良線に乗らないでください。
・大阪なんば駅からご乗車の場合、鶴橋駅で2番線に乗り換えます。
・各駅停車か区間準急にお乗りください (うっかり急行に乗ったばあい布施駅すぎたら悲劇、遠くまで停まりません)





創業昭和39年

オリジナル暖簾

おおきな藤色の暖簾(のれん)に「いいお湯あります」。銭湯によくある石鹸メーカーの配布の暖簾ではありません。
昭和39年創業・60年。なんとわたしと同級生です。近親感がわきました。


このまちは60年前から、あまり変わっていないような感じがします。堤防もなくかわいい流れの恩智川。
恩智川沿いの団地は、そのころできたのかしら。内風呂はまだついてなさそうな。


セピア色のたてもの。これがいちばん高いたてもの。大阪の郊外のまち。




手作りカンバン

恩智川ぞいからみえる
煙突とカンバン
「おんちゃん」
オリジナルキャラクター発見


これは年季が入ったカンバン。
大阪市内で、こんなおおきな手作りカンバンは、あまりありません。よく見ると「恩智温泉 。」最後にまる・句点がついています。やっぱり、おでかけの完結なのですね。


あかい切り出し文字。パワーを感じます。自家製のカンバンに、おもわず拍手!

恩智温泉 。

むかしからの細い道と住宅地。ここはかつては商店街だったのかも。恩智温泉さんの北隣に、おしゃれな散髪屋さんがあります。

カッコイイ手づくり感。こちらは1965年から創業昭和40年。セビア色を通りしてモノクロ。3色ポールも緑・白・黄色、オリジナリティあふれています。

開店前にパチリ
店の前は自転車置き場
開店後

「おはいりください ありがとう」手書き文字に、ほっこりします。
暖簾の「早」は、どういう意味だろう?




ベージュの壁と湯船の水色

浴室のメインカラーはベージュ。岩の茶色もありおちついた色です。創業から60年、大掛かりな改装をされたのでしょう。新しい感じがします。湯船のタイルは水色。


湯船はドーンとひとつ。おおきい
湯船の端のエリアに、電気風呂・ジェット・深いところ・浅いところ……。すべて内蔵されています。


まずは、かけ湯と。カランからお湯をだそうとするが、温度が低い。ずっとお水……あれ、お湯が出ない。
「お湯でないのよ。シャワーか湯船から汲み出してね」
やさしい常連さんに助けられました。



有料サウナ

サウナ100円バスタオルつき


サウナは、ガラスのむこうに、ひとがいるのがみえます。きれいで明るいサウナです。
水風呂は、冷たすぎず入りやすい。常連さんが入っています。

本格サウナに偽りなし





伊良コーラ(イヨシコーラ)


湯上がりに缶コーラとヨーグルッペ。缶コーラはめずらしい。前もどこかの銭湯で飲んだ。スパイシーなコーラ。

番台の大将に教えてもらった。
それは伊良コーラは天然のハーブ・生薬が入っているので、成分が沈殿してしまうそうです。
飲む前にしばらく逆さにすると良いことを聞きました。

なんて親切な。こんなことははじめて聞きました。ありがとうございます。
暖簾といっしょに記念撮影。
家でゆっくり冷やしていただきます。

さあ、伊良コーラと近鉄電車に乗って帰ろう。


次は恩智城あとに、お出かけしようか。

山のほうへ坂道登れば。
たくさんの名所・旧跡。

八尾市マンホール


あのころの名産品・河内木綿(かわちもめん)。

綿の糸をつむぐ音は、
もう聞こえないけれど……

ふわふわの
綿のような銭湯に
出会えた令和のコットン気分


●コットン気分の恩智の記事です●


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毎週土曜日は
「銭湯の日」

いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに


さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。

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