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5歳息子の、ママの誕生日のお祝い

こんにちは。


息子(5歳)娘(3歳)と
晩ごはんを食べようと
していたときのことです。



息子
「ぼく、アイスたべたい」


「アイスたべたいの?
 アイスは、今日は食べへんで」

息子
「ぼく、おたんじょうびのひに
 アイスたべたい」


「お誕生日やったらいいよ。
 アイス買ってあげるよ」

息子
「(家に)アイスないの?」


「家にアイスは、ないで」



すると、息子は
冷凍庫を覗きに行きました。💨


息子
「アイス、あるじゃん!
 ぶどうともものアイス!」


そうだった…💦



娘が熱を出したときに
「アイスの実」を
父親が買ってきて、
封を切ったアイスが
まだ残っていたのだった…🍨



息子
「ママ、アイスたべて」


「え?なんで?
 お母さんは、今日
 アイスは食べへんで。」

息子
「え?なんで?たべて!
 だって、きょう
 ママのおたんじょうびでしょ!」



そうだった…💦


実は、その日は
私の誕生日でした🎂


その日の朝に、
父親が
「今日はママの誕生日だよ」
ということを、
子どもたちに
教えてくれていました。

それを息子は
お誕生日の会話で
思い出してくれたようです。


だから息子は、
ママのお誕生日に
ママにアイスを
食べてほしかったようです。




「そういうことだったの?
 ありがとう。
 じゃあ、いただくわぁ。」

息子
「アイス、ほんとにたべてね」


「わかった、
 晩ごはん食べたあとに
 食べることにするね」

息子
「やったー!」😆


そんなにママに
アイスを食べてほしかったのかぁ🙂🍨



息子
「ママがアイス
 たべてくれなかったら、
 しょぼんって
 なるとこだったー」


息子は、
がっかりする様子を
見せてくれます(笑)


さらに、


息子
「ママ、おたんじょうびなのに
 おいしいもの なんにも
 たべられないなんて
 かわいそうだなっておもって…
 ママ、かわいそう…」🥺



なんて
やさしいんだ…🥹



私は自分の誕生日とはいえ、
特別なことは何もなく、
いつもと変わらぬ日常を
過ごしていたのでした。

親になると
そんなものですよね…😓


そのことに
息子は気がついて
「何かお祝いをしてあげたい」
と思ってくれたようです。


そんな息子の
やさしい気持ちに
私は少し泣けてきて
しまいました…🥹




「ありがとね。
 気持ちが嬉しいんだよ」


そうして、
息子を“ぎゅー”します。


息子
「きもちがうれしくても、
 たべてね?」


「(笑)うん、わかった」



こうして、
晩ごはんを
食べ終えました。



息子
「ママ、もうばんごはん
 たべた?」


「うん、食べ終わったよ」

息子
「ももも、ぶどうも、
(アイスが)たべれる?
 ママもう、おなかいっぱい?」


「うん、大丈夫。
 ももも、ぶどうも食べられるよ」

息子
「やったぁ!
 ぼくもたべたい…」


「(笑)じゃあ、みんなで食べようか。
 みんなで食べたほうが
 おいしいもんね」


私は、
息子と娘と私の分の
お椀を用意しました。


すると、

息子
「ぼく、わけてあげる」


息子は、
ぶどう味ともも味の
アイスを冷凍庫から持ってくると、

ぶどう味ともも味の
アイスを1つずつ
お椀に入れてくれました。

もちろん、
お誕生日のママの分から🍨


息子
「ちょうど 3こずつある♪」


そして、


息子
「ママ、たべて♡」


「うん、おいしい」

息子
「おいしい~」😋


「おいちい~」😋




こうして、
息子の気持ちのこもった
アイスを3人で食べて、

息子と娘は
ママのささやかな
誕生日のお祝いを
してくれたのでした🎂🍨


アイスは冷たかったけれど、
ココロは温かくなった
誕生日なのでした😌✨

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