誕生秘話
どうも！こんにちは。自然排便研究所の藤本です。
今回は自然排便研究所の誕生秘話というトークテーマでお話していきたいと思います。
今日は熱く語っているかもしれませんが、ご覧頂けると嬉しいです。
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1,母と過ごした小学生時代
まずは藤本が10歳ごろの小学生時代へ遡ります。
実は私の母もひどい便秘症を患っています。その当時から毎晩母が何かの薬を飲んでいる姿をずっと見て育ちました。母からのおつかいで近くの薬局へいくこともしばしば。しかし、当時の私は「これは何の薬なんだろう」と思いながら頼まれた通りに買い出しへ行っていました。
当時の母の様子はというと時々、すごく苦しそうで辛い顔をしていたのを今でも覚えています。顔色がとても悪く、食事もほとんど食べない。ほぼ毎日がそんな状態でした。
なぜ母はこんなに辛そうなんだろう。子供ながらに心配をしていて、何もできない自分。自分には母の苦しさや辛さを和らげることが何ひとつできないという日々が続きました。私が母の役に立てたのはおそらく弟や妹の面倒を見ることぐらいでしょう。ちなみに私は4人兄弟の長男です。
そんな小学生時代。
2,便秘を知る中学生時代
私が中学生になった当時、母がトイレに長時間入ったまま出てこないことがよくありました。
心配になり声をかけると母がとても小さく弱い声で「大丈夫」と返ってくるだけ、母が私に余計な心配をかけないようにしてくれているとすぐに分かりました。ようやくトイレから出たと思っても、そのままお腹を押さえながらベッドで苦しそうに横になるばかり。
そんな中で母が自分の苦しむ姿で私が不安にならないように全ての原因が便秘（ウンチが出せない状態）だと教えてくれました。
当時の私にとってはウンチが出せないというのは想像もできないほどの出来事でした。
3,母が抱える衝撃の事実
そんな小～中学生時代を過ごして社会人になり一般企業に勤め始めました。
数年経った時に偶然にも転職の機会に恵まれました。転職した先はナッツ・ドライフルーツを専門的に取り扱う企業です。勤め始めてしばらく経った日のこと、ナッツを食べたお客さんから「快便になった。」「最近、腸の調子がいい！」というお便りを頂戴したのです！
その時、いつも辛そうにしている母のことを思い出しました。そして、思い切って母の抱える症状や悩みについて聞いてみることにしました。始めはあまり話したがらない様子でしたが、少しずつ辛い日々のことについて話してくれました。
母が高校生の頃から自力で排便することが徐々に難しくなっていきました。お腹が張って食欲がなくなる。食べたものがずっと体の中にあるという感覚。それを出すことができないことへのイライラ感。そして薬があれば出せるという安心感。逆に薬がなくなった時に感じる不安感や恐怖感。私が想像していたよりもずっと深刻な悩みばかりでした。
特に薬については、毎日ように腸を刺激するタイプの下剤を服用し続け、多い時では1日上限3錠までのところを「110錠（当時の1箱分）」を服用していたそうなのです！
それを聞かされた私は頭が真っ白になり、それがどんな状況で体がどんな状態なのか全く分かりませんでした。ただ、私の頭にはこのままではいけないということと私が想像しているなんかよりも遥かに母の抱えている問題は深刻なのだということを思い知らされました。
4,寄り添う体質改善プログラムの考案
それからというもの私はとりつかれたかのように便秘を解消するにはどうしたら良いのか。少しでも症状を緩和させる方法は無いのか。毎日、頭の中で考えるようになりました。
そして、「寄り添う体質改善プログラム」が少しずつ形になっていったのです。まずはナッツなどの自然本来の食品を用いて体に負担をかけずに薬の代用品もしくは補助的な役割として毎日の生活に取り入れるなどの様々な試みを母や便秘の悩みを抱える方々を対象にプログラムを実施していきました。
個別にお話しさせて頂くとやはり母と同様に深刻なお悩みばかり。下剤が手放せない方や仕事柄トイレに行きづらい方、排便が出来ないことのストレスで過食をしてしまう方。悩みは本当に人それぞれですが、皆さん自分ではどうしようもなくて本当に困っておられました。
こうなったら私は母や便秘で困っている方のためにとことんウンチについて研究してやろうと決意しました。そのためには、便秘で困っている方に寄り添って、ひたすら話を聞くところから始めて出来たプログラムが「寄り添う体質改善プログラム」です。
5,多くの方の変化
皆さん本当に悩んでいるからこそ、真剣にプログラムに取り組んで下さいます。しかし、頭で考え込み過ぎるとかえってウンチが出づらくなるのもまた事実です。
便秘改善とは体質そのものを変えることだと確信しています。しかし、体質を変えることは容易ではありません。長い間便秘に悩まされた以上に根気強く向き合い続ける必要があります。だからこそ、1人で深く悩まないで欲しいのです。まずは出来ることを出来る範囲で始めれば良いのです。とにかく出来ることから1週間やってみる。次の1週間には出来ることを1つ増やす。地道ですがこれを繰り返すことで少しずつ便秘体質が改善されていくのです。
実際に体質改善プログラムをやり続けた方が
「薬を手放すことが出来て人生が変わりました！」
「毎日、決まった時間に元気で綺麗なうんちが出た！」
「出せない不安感がなくなり、毎朝が楽しみに！」
など確実に自分の体質改善に成功されました。
そして、あれほどまでに薬を1箱飲まないと排便できなかった私の母がどうなったかと言いますと、、、
今ではほとんど薬に頼らなくとも排便が出来るまでになったのです！
6,そして「自然排便研究所」の立ち上げ
母が長年の便秘による辛く苦しい気持ちを少しでも何とかしたいという思いから始まり、その日々の中で同じように深刻に悩まれている方がたくさんいる現実を目の当たりにしました。今では1人1人に寄り添い、お手伝いをさせて頂くことが気づいたら仕事になっていました。
そして、少しでも多くの方に便秘体質を克服してもらいたいと想いから自然排便研究所を立ち上げました。
最後に
ここまで藤本にお付き合い下さりありがとうございます。
今回は自然排便研究所の誕生秘話というトークテーマでお話をしてきました。
身近な人の存在から始まり、今では多くの方とのご縁で自然排便研究所を続けることが出来ています。これからも新しい方々との出会いの中で1人1人に寄り添い、全力で向き合っていきます。
いつかあなたとも出会える日がくることを心待ちにしています。
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ではまた。
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