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犬の終末期の遊泳運動

犬が終末期や高齢になって寝たきりになった時に


横になって手足を泳ぐようにバタバタと動かす、遊泳運動と言う行動をすることがあるんだけど


これが、てんかんの症状なのか、認知機能が低下して、脳の症状が出てるのか


脳炎や脳腫瘍などの脳の疾患によって出てるのか


終末期でせん妄が出てるのか


見分けるのが難しい。


どれも同じ遊泳運動なんだけど、対処が違ってくる。


よく終末期や高齢になると神経症状が出てくるのさ。


MRI検査をしないと脳炎や脳腫瘍などが、あるかどうかは、わからないけど


麻酔のリスクなどで、MRI検査ができないことが多いよねー。


てんかんなら抗てんかん薬での対応になるし


脳炎、脳腫瘍などなら

抗てんかん薬とステロイドを使うことになるし


認知機能の低下なら

脳に栄養を与えたり

血液の流れをよくしたり


抗不安薬やCBDオイル

漢方薬の対応になるし

せん妄ならそのままみることになったりする。


ここを見極めるのは、犬の状態や神経学的検査、意識がどのくらいあるかみたり、経験と勘だったりする。


治療してみてのよくなるか、ならないかみる診断的治療をすることもある。


ぼくの場合は状態確認して

まず、せん妄かどうかを判断して

せん妄だったら何もしないで

そのままみて


せん妄じゃーなかったら

終末期や高齢で寝たきりの子に抗てんかん薬の投薬をするより

脳の栄養を与えたり

血液の循環をよくしたり


抗不安薬やCBDオイル、漢方薬を使う方が安全なので、それでよくなるかどうかみて


それでもよくならない場合は、抗てんかん薬を使ったり、ステロイドを使ったてみたりして、症状がよくなるかみてる。


終末期や高齢で寝たきりになった子の遊泳運動は


原因を特定することが難しいけど

抗てんかん薬やステロイドを使わなくても


症状がなくなることもあるから


まず、体に安全な対応からして、それで遊泳運動がなくると「あーよかったー」って思う。


それでよくならなかったら抗てんかん薬をやることになるけど、


副作用が強く出ることもあって、注意が必要になるね。


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