動物の腸内細菌とビタミンD
コロナ禍から人の方では、ビタミンDがよく話題になってる。
血中のビタミンD濃度が30ng/ml以上の人は
コロナに感染しないとか、重症化しないって論文が出て
ビタミンDがいいんじゃないかっていろんなところで言われる。
ビタミンDは、免疫にいいとか、がんにいいって言うことは、前から言われていた。
今回の論文はビタミンDが腸内細菌を増やして
それがT細胞を刺激して、がん細胞を攻撃している可能性があると言うものだった。
これ、マウスでの話で、犬や猫、人での話じゃーないから
ビタミンDがどこまで犬猫や人にいいのかって言うところまでは
まだ、わからない。
犬猫にぼくら飼主は、ドッグフードやキャットフードを与えてる人が多いから
そもそもドッグフードやキャットフードにビタミンDは入ってる。
それをどこまで増やすことがいいことなのかはわからない。
人でビタミンDがいいからと言って犬猫に人用のビタミンDサプリメントを与えるのはかなり危険。
ビタミンDって脂溶性のビタミンで
たくさん摂りすぎると高カルシウム血症になって、血管や腎臓、心臓などにカルシウムがくっついて
腎臓や心臓が悪くなったり
嘔吐や食欲がなくなったり
よだれが多くなったり
体重が減ったりする。
犬猫にビタミンDのサプリを使うのは怖いから
魚やキノコ類をトッピングとしてあげれば、過剰症になるほどにはならないと思う。
それがどこまで効果あるのか、わからんけどね。笑