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125.「複数の自分を観る」とはどういうことなのか?

こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。

あなたの中には何人の自分がいますか?

自分の内側には複数の自分がいるんですよ。

例えば・・・・・
「この仕事を今日中に終わらせなければならない!」という自分がいたとします。
これは頭で考えている自分です。
理性の自分ですね。

それと同時に・・・・・
「やりたくないな!」という気持ちがあり、胸のあたりで「苦しさ」や「不安」を感じている自分がいます。
これは心で感じている自分です。
感情の自分ですね。

脳科学的に言うと・・・・・
大脳新皮質で考えているのが理性の自分なんです。
大脳辺緑系で感じているのが感情の自分です。
脳幹で感じているのが「苦しさ」や「不安」がある体の場所になるんです。

その「感情の自分」の奥には「希望の自分」も存在しているんです。
「こうあってほしい!」
「もっと幸せを感じたい!」
「もっと仲間と分かり合いたい!」
そんな自分が無意識下に存在しているんです。

その様に内側には様々な自分が存在しているんですよ。

そんな複数の自分を観ることが大切なんです。
本当の自分ではない声に気づくと、本当の自分とは何かに気づくことができるんです。

「自分とは何か?」を観ていかないと、本当の自分を自覚することができないんです。

それをせずに「理性の声」に従い「命からのメッセージ」である「感情の声」や「体の声」を抑え込んでいると・・・・・
その代償は自分の心や体、自分だけでなく大切な人たちとの人間関係にも出てくるんです。

「〇〇だから仕方がない!」「こうすべき!」という理性で、周りの人たちに一見正しく見える正論や常識を押し付けたことはありませんか?
それ自体は必要なことでもあるのですが・・・・・
その理性の声に従わせ続けると、それらは「問題」となってあなたに何かを気づかせようとしてくるんですよ。

病気になって仕事ができなくなったり、退職に追いやられ仕事ができなくなったり・・・・・
というよりは、命が仕事をしなくても良い環境を作ってくれるんです。
あなたを守るためにですよ!

大脳新皮質が活動し大脳辺緑系を抑えつけ続けると・・・・・圧迫されることで脳幹が傷付くんです。
脳幹は生きるための脳なので、日常の生活をするのにも支障をきたす様になってしまうんですよ。

「理性の声」「感情の声」や食欲や性欲と言った「本能の声」は自分の一部ですが、自分の本体そのものではないんですよ。

それらを見つめ、本当の自分ではないものを見つけることで、本当の自分の輪郭が見えてくるんです。

複数の自分に振り回されずに自分らしく生きていきませんか?

あなたは複数の自分と会話をしていますか?

今日もステキな一日を!

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

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https://synergy-ark.com/relife/index.html

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