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#春の星々140字小説コンテスト への応募作/3作品まとめ記事
#春の星々140字小説コンテスト に応募した3作品をまとめて紹介します。
◆#春の星々140字小説コンテスト とは何ぞや? と思った方は
後半に説明を載せているので、そちらをお読みください。
春の課題文字:「明」
※作品の解説は時間を経てからいずれするかもしれませんが……
まず先入観などを持たずに読んでいただきたいので、あえて書きません。
※改行などはTwitter投稿時から編集しています。
今日と明日の継ぎ目に、自覚的にゆっくりと目を瞑る。
夜明け前、ひんやりしたままの右側のシーツを己の手のひらで温めた。
最低限の礼節さえ軽んじられる存在へ成り下がった事実に途方に暮れる。
生活に重きを置けば、見て見ぬふりをするのが賢明だとわかりきっているが。
目を瞑れない私の中には、まだ。
※春の星々(140字小説コンテスト第4期)応募作 part6
「4月30日」の欄に掲載されています。
「スケッチに行こう」を合図に紙と鉛筆を手にした。
君と僕は描くものが違う……絵と物語。
正解のない世界でプロへの扉は遠い。
明白なのは絵描きにも物書きにもビギナーズラックは存在しないこと。
皆絵日記辺りが同じスタートライン。
「テクニックが鼻について心を打たないこともあるけど」に打たれた。
※春の星々(140字小説コンテスト第4期)応募作 part2
「4月12日」の欄に掲載されています。
弁当屋の看板娘、あげ物のプロに恋をした。
白身魚フライをサービスという明白な依怙贔屓をしてくれるので勇気がわいて告白すると、無言でニッコリ頷いた。成功だ……よな。
でも、翌日から同僚の弁当にサービスあげ物が追加された。
相手を舞いあがらせて熱をあげさせ、釣った魚にえさはあげない釣り師か。
※春の星々(140字小説コンテスト第4期)応募作 part5
「4月27日」の欄に掲載されています。
以上、#春の星々140字小説コンテスト に投稿した3作品を
まとめて紹介しました。
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【#春の星々140字小説コンテストをご紹介】
◆hoshiboshi ( https://note.com/hoshi_boshi )さんは
季節ごとに定められた課題の文字を使った140字小説コンテストを
主催しています。
応募期間にTwitterのハッシュタグとリツート機能を用いて
1人につき3作まで応募可能です。
※詳しくは
をご覧ください。
※2023年の新年度、4月から「月々の星々」ではなくなり、
季節ごとの開催になったようです。
◆#1月の星々 に応募した140字小説5作品をまとめた記事はこちら ↓
※1月の文字は「定」でした。
◆#2月の星々 に応募した140字小説5作品をまとめた記事はこちら ↓
※2月の文字は「分」でした。
◆#monogataryお題 でもほぼ毎日超短編小説を創作して投稿しています。
【ヒューマンドラマ】の3作品をまとめた記事もぜひご一読ください。↓
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