#超短編小説/#500字小説/お題:ジャングルジムと虹/祝・卒園/『ジャングルジムと「にじ」』
卒園式を終えた(またはもうすぐ迎える)お子さんも多い時期
ではないでしょうか。ご卒園おめでとうございます!
保護者のみなさんも、おつかれさまでした。おめでとうございます!
#monogatary 2023年2月26日のお題「ジャングルジムと虹」で創作した
超短編小説(500文字以内/1分半程度で読了可能だと思います。)
を紹介します。
※タイトル以降が本文です。
◆#monogatary とはなんぞや? と思った方は、
作品の後に詳細を載せておきますので、そちらをお読みください。
作品を読む前に「なんぞや?」を知りたい方は……
↓ 先にスクロールなさってくださいね。
タイトル:『ジャングルジムと「にじ」』
【超短編小説(500字小説)】
「登ろうぜー」
泣き喚く子が続出した入園式とは打って変わって、背中をしゃんと伸ばして園長先生のお話も静かに聞いていた……のはわずか30分前。
成長を感じて関心していたのに、園庭に出た途端パワー全開な息子達。
「一緒にお写真撮ろう!」
母親達の声は届かない。
咲き誇る桜に見向きもしないで、最後の園服が汚れるのも気にせずに遊具に向かった。
「俺の陣地っ!」
まるでこの世界を支配するライオンの王のようにジャングルジムの頂上に君臨している。
年少の頃は2段目に足をかけるのさえおっかなびっくりだったのに……。
幼稚園と地続きの敷地内にある公立小学校に通う息子は、きっと入学式まで……いや、そこからの日々も地続きに感じているのだろう。
小学生になっても代り映えしない通学路だろうけど、手をつないで一緒に通った道を1人で重いランドセルを背負って歩いていく姿を見送る母の心境は大分違う。
「一区切りついたね」
怒涛の園生活を一緒に乗り越えたママ友がつぶやく。
卒園式での『にじ』合唱に私と同じように号泣したとわかる潤んだ瞳をしていた。
「これからも雨上がりには虹が見られるといいね」
終わりのない子育ての健闘を祈り合った。
monogatary.com さんでは毎日12時にお題が発表されます。
私はそのお題をテーマに、またはそこから着想を得て
ほぼ毎日140字小説を創作し、投稿しています。
※毎回背景・フォントなども物語に合わせて選択しています。
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お題にからめて基本的には140字小説を創作しているのですが、
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◆同じように #monogataryお題 【キタニタツヤ コラボコンテスト】ちはる
で創作した、インスパイア作品2つをまとめた記事はこちら。 ↓
◆同じく #monogataryお題 「猫になる日」で創作した、別主題の3作品を
まとめた記事もすきま時間におすすめです。 ↓
◆hoshiboshi さんが主催する140字小説コンテスト:月々の星々
#2月の星々 への投稿作品/5作品まとめ記事も
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