見出し画像

グルテンフリーって何??

こんにちは!!

姿勢調整師のSHINJIです!!

KCSセンター高槻店では姿勢調整をメインにしていますが、お客様が健康で居続けるために、栄養指導や運動指導、睡眠指導もしています。

その中でよくお客様からも聞く言葉で、実施されている方も多いと思いますが、「グルテンフリーダイエット」って皆さんは聞いたことがありますか??

今回は、「グルテンフリー」をキーワードに書いていきたいと思います。

①グルテンフリーって何??
グルテンフリーとは、グルテンを含む食品を摂取しない食生活のことをいいます。

グルテンとは、小麦粉に含まれるグルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が絡み合ってできたもので、小麦粉に水を加えてこねることで、この2種類のたんぱく質が結びつき、グルテンになります。
グルテンは粘弾性があり網目構造を作るため、この性質を利用して、パンやケーキ、ピザやパスタ、お菓子などが作られています。

そもそも、「グルテンフリー」というのは小麦アレルギーやグルテン不耐性、セリアック病患者を守るための食品や食事で、ダイエットの効果に関しては科学的に証明されていません。

日本人で多いのが乳糖不耐症:牛乳を飲むとお腹が痛くなる、気持ち悪くなるなどがなじみがあると思います。

②ダイエット(diet)の意味は??
日本ではダイエットといえば減量の意味で使われることが多いですが、そもそもdietという意味は食事療法・食生活・食習慣という意味になります。

※例えば「good healthy diet」と言えば「良い健康的な食生活」
「poor unhealthy diet」と言えば「悪い不健康な食生活」

これを間違った意味で日本では「減量」として捉えることが多いので、日本でよく流行る「○○ダイエット」と本来の意味で使われず減量するということだけ一人歩きしてしまうようなことが多いんですね。

③ではなぜグルテンフリーで体重が落ちた/痩せたのか??

1、セリアック病やグルテン不耐性により起こっていた体調不良が改善した可能性がある。

2、グルテンの含まれている小麦を抜いたことで単純に食べることができるものが減ったことで、体重減少効果があった。

が主な理由だと思います。

現代の食事で小麦が含まれている食べ物がどれくらいあるか考えてみたらわかりやすいです!

小麦製品(パスタ・うどん・クッキーなどのお菓子・パン・カレーのルウ・ハンバーガー・天ぷら・唐揚げ・お好み焼き・たこ焼き・ケーキ・肉まん…たくさんあります!!)

これに制限がかかれば、食べるものが減り、単純に痩せていくと思います。

ただ、健康な人がグルテンフリーを取り入れた結果、不健康になることもあるので注意!!
ビタミンBや食物繊維が不足し、「かっけ」や逆に太る原因になることも。


まとめると、間違ったらダメなのは、そもそも「小麦」はとても栄養価が高く機能性も高い食品であるということ。
なので、「小麦をやめたら痩せるよ!」とか「小麦は身体に悪いからあまり食べない方がいいよ!!」とかの情報に気をつけて下さいね!!

 1)グルテンフリーは小麦アレルギーやグルテン不耐症の人が小麦を避けるために取り入れる食生活・食習慣
 2)グルテンフリーが減量や健康に対する科学的エビデンスはない
 3)小麦は多くの食品に含まれており、人間にとって必要な栄養が豊富で、加工もしやすく機能性が高い食材
 4)摂取しないことで体調不良の原因になることもある
 5)自分で合う合わないを判断せずにしっかりとした機関で検査分析をしてもらう
 6)ダイエット(diet)は和訳で「減量」という意味ではなく、「食習慣・食生活・食事療法」などという意味なので、自分に合った正しいダイエットを取り入れる

以上を踏まえて、健康な生活が送れるようにしていきましょう!!

健康=「姿勢・栄養・運動・睡眠・メンタルヘルス」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?