疲れない目の使い方【頭痛・めまい】
・朝から頭が痛い
・めまいがして立ち上がれない
・夕方になると頭痛が酷くなる
これらの症状は目の使い方を間違えていることが原因かもしれません。
朝からめまい…
こんな方がいらっしゃいました。
「朝から頭痛、目まいがして起き上がれないんです。目が覚めても、なんだかずっと眠たくて…。」
姿勢、カラダの使い方の悪さなどもありましたが、より気になったのは目の使い方の悪さでした。
こちらの方はコンタクトを使用されており、両目ともに1.5の矯正視力。
朝からコンタクトをつけており、夜寝る前に外す生活。
もちろんデスクワーク時も装着しており、細かな数字などをチェックするパソコン仕事を行われていました。
矯正視力1.5は外出用…
近視用眼鏡を作られた方は分かるかと思いますが…
近視用眼鏡をかけると遠くのものがハッキリと見えるようになります。
裸眼ではぼやけてしまう遠くにピントを合わせられるのが近視用眼鏡の役割です。
例えば…
自然の中でのバードウォッチ
海で遠くの波を見極める
山で天気の変わり目を見つける
こんな時には矯正視力1.5の力は発揮されます。
目を細めることなく、力を抜いた状態で遠くを見ることが出来るでしょう。
例えば…
運転免許(普通第一種免許)の視力の合格基準は
「両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上、又は一眼の視力が0.3に満たない方、若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。」と定められています。
*参照(警視庁ホームページ 適正試験の合格基準)
運転時に求められる視力としても、矯正視力1.5は充分な数値でしょう。
*仮に運転中に目の疲れを感じるのであれば、矯正視力が強すぎる可能性があります。
デスクワークにおける矯正視力1.5は見え過ぎ
デスクワークでのパソコンモニターや資料、勉強での教科書やノートを見ている場合、目からの距離はせいぜい50cm~1m程度です。
ピントを合わせたい位置がグッと近づきます。
矯正視力1.5は遠くを見る用。
その近視用眼鏡やコンタクトで近くを見ようとすると、遠くから近くへピントを合わせる為に過度に緊張する目の使い方になります。
眼鏡の使い分けを
眼鏡は外出、室内、デスクワークと用途を分けましょう。
例えば…
デスクワーク時に矯正視力1.5の眼鏡やコンタクトを使っている方は、まずは矯正視力1.0や0.8などに落とした眼鏡やコンタクトを使ってみましょう。
遠くを見る時にピントが合わず不安になるかもしれませんが、近くを見た時の目の緊張感はグッと楽になると思います。
慣れてきたら、デスクワークで使用する眼鏡やコンタクトは徐々に度数を下げていき、自分の適性を見つけましょう。
いかがでしたか?
普段目の疲れや首の痛み、頭痛、めまいなどを感じることが多ければ、改善するために眼鏡の度数を変えてみるのも一つの手段です。
もちろん座り姿勢も大切ですのでこちらのブログもお読みください^^
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