マガジンのカバー画像

よもやばなし

27
ジャンルにこだわらず、書きたいことを書きたいままに綴った記事のまとめです。
運営しているクリエイター

2020年12月の記事一覧

2020年総括 『思索の蒼穹創設元年』~2021年への決意と共に~

 内沼晋太郎さんの『これからの本屋読本』を拝読し、おもいつくがままに子どもの文化普及協会様に打診をし、ブックストアの体を成したのが2020年2月。  書店名も『思索の蒼穹』と命名し、2020年は思索の蒼穹創設元年となりました。    同時期より新型コロナウイルスの感染が拡大し、本屋を巡ったり、各地を巡ったりといった活発な活動は困難な状況となりました。    予想通りに書店としては売上『0』でしたが、「Hatsu鎌倉」に本を少しながら寄贈したり、スタートアップ関連の勉強会に参加

目まぐるしく変わる社会。変わらぬ日本政府。主権はわれらにあり。

 今、尾原和啓さんの『ネットビジネス進化論』を読んでいます。読み終わり次第、またレビューをアップ致します。    最近、本書を含めたSNS関連本、歴史関連の本を読んでまいりましたが、  インターネットの普及に伴い、世の中は大きく変わったことが認識されます。    活版印刷技術が普及する以前には識字率が低いだけでなく、情報源となる書物や資料すら入手困難でした。    今日は、識字率が向上し、インターネットを通じて情報を得ることが歴史上類を見ない程容易となっています。    各大

受講! 『エストニアから学ぶ『スタートアップ』が次々と生まれるまちとは』

    高度な電子化、IT技術は小国エストニアが見出した生存戦略である。  背景には既存の産業や資源の乏しさ、 国家存続への危機意識が見え隠れする。  表面的な移植は有害無益だが、その姿勢から学ぶべきところは多い。  鎌倉に根ざしたコミュニティスクールであり、「何を学ぶか」よりも「誰と学ぶかのか」を大切にしている『まちの大学』  まちの大学主催により、先日、講師に齊藤大将さん、モデレーターに宍戸幹央さん(鎌倉マインドフルネス・ラボ株式会社代表取締役、一般社団法人ZEN 2

『仕事』が『生き方』に影響し、『生き方』が『働き方』に影響する。

 投資を始めたり、副業でオンラインブックストア(売上0)を開設したりしているのですが、私の本業は乳腺外科医です。  国立がん研究センター がん情報サービス 最新がん統計によると、日本人女性の9人に1人が生涯のうちに乳癌にかかるといわれています(2017年のデータに基づく)。  診療をしていると、30代、40代、数は多くないものの20代女性でも、悪性腫瘍の診断となる症例を経験します。年齢で命の大切さが変化するものではありませんが、若い女性の場合には小さなお子さんがいらっしゃ