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瀬尾まいこさんの『おしまいのデート』と『強運の持ち主』を読んだ #6

瀬尾まいこさん 『おしまいのデート』

今日は、朝起きてすぐに瀬尾まいこさんの『おしまいのデート』を読み始めました。

中学三年生の彗子は両親の離婚後、月に一度、父の代わりに祖父と会っていた。公園でソフトクリームを食べ、海の見える岬まで軽トラを走らせるのがお決まりのコース。そんな一風変わったデートを楽しむ二人だったが、母の再婚を機に会うことをやめることになり…。表題作のほか、元不良と教師、バツイチOLと大学生、園児と保育士など、暖かくも切ない5つのデートを瑞々しく描いた短編集。

『おしまいのデート』あらすじより

内容紹介にある通り、5つの作品が入った短編集です。
中でも、「ランクアップ丼」という、元不良と教師のお話が一番好きで、最後は涙がこぼれました。

あとは、表題作の「おしまいのデート」と「ファーストラブ」が好きです。
1つのお話が30~40ページほどでサクサク読めました。

瀬尾まいこさん 『強運の持ち主』

『おしまいのデート』を読み終わったのが午後で、この後何をしようかなと考えていたら、YouTubeを意味もなく見てしまい、気づいたら17時半。
どうしようかなと悩んだ末、図書館で借りた4冊の最後の1冊、
瀬尾まいこさんの『強運の持ち主』も読もう!と読み始めました。
『強運の持ち主』も短編集で読みやすく、先ほど読み終えました。

元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年…。じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。

『強運の持ち主』あらすじより

好きな話は、1話目の父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子のお話と、2話目の占いが何度外れても訪れる女子高生のお話です。
どちらも、少し驚かされる仕掛けがあって、楽しかったです。

終わりに

やっぱり、意味もなくぼーっとYouTubeを見るよりも、小説を1冊読んだほうが楽しいし、満足感がある!!と当たり前のことを実感しました。
途中で、YouTubeに無駄な時間を使ってしまいましたが、1日に2冊小説が読めたので、私は大満足です。いい1日だった。

あと、瀬尾さんの既読本が2冊増えたのも嬉しいです。
全部読みたいけれど、ゆっくり楽しみたい気持ちもあって、今だ!!って時にまた買うか借りるかして読もうと思います。

図書館で先週借りた4冊、無事に読み終えて良かったです。
ただ、昨日大きい図書館に行って新たに畑野智美さんの本を3冊借りてきて、さらにこの週末で本を4冊借りてしまったので、積ん読が増えました。
基本的に読み終わってから次の本を用意するタイプで、積んでも1,2冊なのに7冊か~!これを読み終わるのが今の小さな目標です。

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