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茶道をはじめて1年、今日…。

茶道をはじめてちょうど一年が経ち、本日許状をいただきました。

ただ、茶道の型さえまだ覚えられておらず、人をおもてなすにはまだまだ程遠いところにいるわけですが、許状をいただけたのはなんだかうれしいし、今後の励みにもなりました。

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私が茶道をはじめようと思ったきっかけですが、戦国時代好きが高じてと申しますか…。
日本がまだ戦いに明け暮れていた安土桃山時代に完成した「茶の湯」が実際にどのようなものなのか、前から関心を持ってこともあり少し習ってみようと家の近くの茶道教室に通い始めました。

また戦国武将の中でも私は「蒲生氏郷」という人物が好きでして、この蒲生氏郷も茶湯に深い理解をもっていたので、そういったところからの憧れもあったのだと思います。

蒲生氏郷ですが、茶の湯を完成させたといわれる千利休に師事し、「利休七哲」の筆頭に数えられた戦国大名です。

40歳という若さで亡くなってしまったので、あまり認知度は高くないですが、師匠である千利休からも、「文武二道の御大将にて、日本におゐて一人、二人の御大名」と評されたほどの武将でした。

織田信長の娘を妻とし、豊臣秀吉の時代には会津91万石という大領を任された人物ですので、すごく優秀で立派な人格の持ち主だったに違いない。

茶道を始めた当初は、1種類か2種類のかたちでそれさえ覚えれば大丈夫なんだろうと思っていたら全然違う。

季節によりお客のもてなしの仕方もかわるため、それに応じた無数のかたちが存在することを後になって知りました。

さらにそれぞれの動作に意味や順番があるので、覚えることが多すぎてすごく大変です。
最近は、YOUTUBEも活用させていただきながら、ひとつひとつを復習していてもなかなか覚えられない(涙)

正座による足の痺れさえなんとかできれば、いけるんじゃないかと思っていた自分が腹立たしい。

それぞれの動作も、美しさを追求した結果であることは見ていてわかるようになってきましたが、いざ自分がしようとするとうまくできないのがすごくもどかしい。

こんな調子で始めた茶道ですので、どこまで習得できるのかちょっと不安ではありますが、今年中にはもう少し会話を楽しみながらお茶を点てられるようになりたいなと思っています。

また、茶道での学び通じて普段から「和敬静寂(わけいせいじゃく)」を目指したいと思います。



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