早田ひなちゃんの勇気
世界的アスリート早田ひながパリオリンピック後に語った知覧特攻資料館に行きたいという発言は多くの物議をかもしました。
これはそもそも物議以前の問題で、24歳の女性が公の場で戦争という歴史、真実に堂々と向き合う姿というものを日本国民は初めて目の当たりにしたわけです。
戦後の焼け野原で「自虐」の洗礼を受けた多くの国民は戦争のすべて、軍部のすべて、政府のすべてを否定するという好都合な答えを見出しました。
自らの正当性を認識し確立させるため、誰かに責任を押し付ければいいのだという方程式