【短歌】1002 日々

ささくれた心に応急薬として
何度も塗り込む not my day

平日に列をなしてた欲望は
週末になると行方不明で

みぞおちのあたりに腕を突っ込んで
疲れを全部引きずり出したい

あの日からあなたの好きな何もかも
わたし以外に向かう気がして

苦手なの 猫も蜜柑も紫も
嫌な記憶を連れてくるから

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