静岡県茶歌舞伎大会 2019に参加してきました!
こんにちは。白井製茶園です。
突然ですが『茶歌舞伎』という遊びを知っていますか?
簡単に言うと、
茶を飲んでその産地や品種を当てるゲームで、
日本では鎌倉時代くらいから楽しまれていたようです。
静岡県では、来る令和元年11月9日に、
という茶歌舞伎の大会が催されることになり
その予選会に私(ムスコ)も参加してまいりました!
予選会がA、B、Cの合計3回行われ、
各会上位4名の計12名が決勝大会に進出します。
リベンジのエントリーが可能で、
私も予選B敗退の予選Cはリベンジ参加でした。
大会予選用に練習用の茶が販売されていたのですが、
初動が遅れて気づいたときには品薄で
なんとか手に入れた練習用茶を使って飲み比べの練習。
沼津、牧之原、掛川、本山、森の、
静岡県内5ヶ所の産地の茶の味の違いを覚えます。
練習用の茶が10g入で、練習では2gの茶を60mlで淹れて計5回の
しびれる練習をいたしました!
5回しか練習できないので、とにかく集中します。
味や香り、色など個性があるのでそれを覚えます。
そして本番。
前回9/8の予選会Bではわずかに及ばず敗退でした・・・
敗けてみると思ったよりくやしくて、
今回敗退の経験を活かせば次回イケるかも!
と思い、勢いでリベンジエントリー。
9/21(土)、予選会Cに再度チャレンジしてきました。
場所は島田市『ふじの国 茶の都ミュージアム』
伊東からは車で高速使って約2時間半
…遠っ!!
前回の道中も思ったけど、
他県の方から見たら静岡県など全域が茶の産地と思われるかもしれませんが静岡県の茶の本場は中部西部なので、
こういうイベントがあると
遠くまで行く羽目になるな~
などとボヤきながら運転して会場に向かいます。
念のため1時間くらい前に着くように調整し
無事到着。
早く着いたので、
前回あまり見れなかった施設を見物しました。
復元された『小堀遠州』の庭園と建築。
↓『へうげもの』の小堀遠州。
へうげもの好きです!
庭園の近くには
茶を日本に持ち込んだことから茶祖
とよばれるこのお方。
臨済宗開祖、栄西師の巨像が。
学生の時、
「えいさい」で覚えて、
ずっと生きてきたんだけど、実際は
「ようさい」とのことで・・・
すみませんでした。栄西師。
えいさいの件を謝罪し、
今回の予選がうまくいくように
厚かましいお願いもしました。
結果、、、、、
予選突破できました!!!
15点満点中11点。
予選通過の4名は
成績上位者から呼ばれるんだけど、
呼ばれたのが一番最後で薄氷を踏む思いでした!
どうだろう?厳しいか?と
思っていたので呼ばれたときはほんとに驚いた。
いや~、しかし難しかった。
前回も思ったけど、飲んでみて
「これは間違いない!練習で飲んだアレだわ!」
と思って、自信満々で回答しても
答え合わせで無情にも、
不正解!
となると、精神が「!!!!???」とパニクり、
次に立て直すのが難しい。
前回はそこから立て直すことができなかった・・・
でも今回俺にはあのお方がついている。
助けて栄西師!
おちつけ自分。
明鏡止水。
臨済禅。
.....とは思いませんでしたが、
前回の経験があったからうまく対応できました。
12名の中には1回のチャレンジで突破した方も
いらっしゃるのですが、すごいと思う。
ともあれ、予選突破できたので
帰りの道中の気分が前回とは全く違いました。
前回9/8予選は帰路、腐った気分を立て直すため、
吉田町の食べログ上位の鰻屋で散財して帰りましたから(笑)
11月9日の決勝大会の詳細はまだわかりませんが、いい結果が出せるよう
精進を重ねていきたいと思います!
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