【火曜日のしかけ#6】マイアポもテチョール
火曜日は仕事力大全の応用に関する「7秒しかけ」を紹介していきます。
今回は、仕事の生産性を向上できる超シンプルな7秒しかけ
「マイアポもテチョール」を紹介します。
どんなしかけかイメージわきますか?
『マイアポも手帳に書くでは?』
ありがとうございます。
さすがです!「テチョール」わかってもらえて嬉しいです。
ちなみに、「マイアポ」って何だと思いますか?
『自分のアポだよね?』
はい、自分のアポですが具体的には?
『自分とお客様とのアポや、自分が参加する社内ミーティングのアポ?』
残念ながら0点なんです!
それだと、皆さん実践済みかなと思います。
『えーー!0点?マジですか?お客様と社内ミーティングのアポではない、
自分のアポ? なんだろうなぁ・・・? 自分との約束ですよね?』
はい、自分との約束です。
すみません、正解を伝えないまま「マイアポもテチョール」紹介していきます。
この記事はショート動画でも解説しています。
「気軽に学びたい!」という方はTiktokもご覧ください!!
0 7秒しかけとは(1度読んだ方は読み飛ばしてください)
「7秒しかけ」とはしかけ研究家白潟敏朗と白潟総研のコンサルティング経験・ノウハウをベースに、次に示す習慣化の4つの技術を活用し開発したしかけです。
① 小さな行動から始める
~ 小さすぎてばかばかしいと思う行動が習慣になる(小さな習慣) ~
② If thenプランニング(もしXだったらYをする)
~ 「◯◯した時に□□する」で実行率アップ ~
【If-Thenプランニングの例】
・ 帰りに電車にのったら、明日見る動画の1行ゴールを書く
・ 行きの電車にのったら、ロジカルシンキング動画を1本見る
・ お風呂に入る前に、腕立て5回する
・ 先輩・上司に声をかけられたら、メモ帳を出す
できたら、自分を褒めましょう「よくできた!」
③ 20秒ルール
~ 始めるまでにかかる時間を20秒短くする ~
何かを始めるまでの手間を20秒短縮すると、20秒分の手間のかからなさが、頭によぎる「面倒くさい」を遠ざけ、「気がついたらやっていた」という達成感につながります。
20秒以内にすぐにやれるように準備することが大事!
④ マジックナンバー4
~ 週4回以上の実践で習慣化しやすい ~
習慣化の4つの技術に加え、最近流行りの行動経済学も活用しています。
特にナッジ理論「行動科学に基づいた小さなきっかけで人々の意思決定に影響を与え、行動変容を促す手法・戦略」を活かすことで、より簡単に実行できる工夫をしたしかけです。
具体的には1秒から7秒で実行でき小さな成功により少しだけ自信がつき、気がつけば習慣になっている、そのような効果のあるしかけです。7秒以内で実行できるので「7秒しかけ」と呼んでいます。
1 「マイアポもテチョール」とは
皆さん、XXX(見積書・設計書・企画書・報告書・請求書等)を
作ろうと決め、いざ作成する時になったら時間が全くなかった!
こんなことってありませんか?
『そう言えば、たまにありますね!』
そうですよね、たまにはありますよね。
それを防ぐためには何をすればいいですか?
『XXXを作成する時間の確保』
ピンポン!正解です。
では、XXXを作成する時間を確保するためにはどうすればいいですか?
『事前に時間をブロックするしかないですね』
まさにその通りですね!
なので、自分ひとりでやる仕事(=マイアポ)を手帳に書く/カレンダーに入力するしかありません。
『白潟さん、マイアポって自分ひとりでやる仕事のことだったんですね!』
はい、正解を伝えるのが遅くなりごめんなさい。
「マイアポもテチョール」とは、自分ひとりでやる仕事も手帳に書く/カレンダーに入力することなんです。
さて、皆さん自分ひとりでやる仕事も
手帳に書いてますか?/カレンダーに入力してますか?
『はい、私はしっかりやっています』
実践している方、ここまで読んでもらいありがとうございます。
残念ながら実践していない方は、もう少し付き合ってください。
そうすると、先ほど紹介したXXXを作成する時間がない!
そのようなことは完全になくなります。
『白潟さん、どのくらいのマイアポまでテチョールする必要がありますか?』
そうですね、30分以上時間かかる仕事は「マイアポもテチョール」をした方がいいかなと思います。もちろん、人によっては15分以上かもしれません。
5分以下の仕事は7秒しかけ「スキマスター」を活用してもらえると嬉しいです。
欲を言えば、次の4種類の仕事を手帳記入時/カレンダー入力時に色分けすることをおススメします。
・ お客様とのアポ(例:青)
・ 上司・社員との面談(例:ピンク)
・ 社内ミーティング(例:緑)
・ マイアポ(例:白)
そうすると見た瞬間にマイアポがわかりますし、
「マイアポ」から「緊急のお客様アポ」への変更もしやすくなります。
さらに振返りの時に、どの仕事に一番時間がかかっているか等が
瞬時に把握できるメリットも得られます。
ぜひ、「マイアポもテチョール」を実践し、可能なら色分けまでやりましょう。
2 アンカー(「マイアポもテチョール」を思い出させるきっかけ)
「マイアポもテチョール」を実践するきっかけは「タスクを登録するタイミング」です。
・ タスク管理表/todoリストに登録したら「マイアポもテチョール」実践です。
・ タスク管理アプリ/todoリストアプリに入力したら「マイアポもテチョール」実践です(カレンダーへの自動登録機能があれば実践不要)。
3 今すぐ準備しましょう
「マイアポもテチョール」を実践するには次の準備が必要です。
今すぐ準備しましょう!
① マイアポの基準をつくる
・ 基準例:15分以上/30分以上の自分ひとりでやる仕事
② タスク管理表/todoリストやタスク管理アプリ/todoリストアプリを準備する
※既に持っている方は準備不要です
③ ②をいつでも見られる場所に保管/すぐ起動できるように準備
・ タスク管理表 ⇒ 机の上におく、手帳にいれる、1番上の引出しにしまう
・ タスク管理アプリ ⇒ パソコンのアイコン登録、スマホのホーム画面アイコン登録
④ 欲を言えば、手帳/カレンダーでの仕事の色分け基準をつくる
ここまでの準備で実践できそうもない方は、もう少し準備をしましょう。
⑤ 週4回以上の実践状況のチェックシート作成
前述したマジックナンバー4(週4回以上の実践で習慣化しやすい)を実践する準備です。準備の例を次に示します。
・ 「マイアポもテチョールやる」と4枚のふせんに書く
(実践したらふせんをすてる!)
・ 1枚のふせんに「マイアポもテチョール」と4回のチェック欄を書く
(実践したらレチェックをいれる、4回チェックしたらすてる!)
⑥ ⑤のチェックシートを手帳に貼る、またはパソコンに貼る
4 いつから実践しますか?
「マイアポもテチョール」いつから実践しますか?
実践したいと思った方は今ここで実践時期を決めましょう!
・ 今から
・ 明日から
・ 明後日から
・ 来週の月曜日から
決めた実践時期を手帳やカレンダーに書き込んでください。
「マイアポもテチョール」実践と記入した付箋を手帳やパソコンに貼ってもいいです。
「マイアポもテチョール」の紹介は以上でおひらきです。
皆さんの自分ひとりでやる仕事が、納期内に完全に完了することを心から願っております。
実践したらX(Twitter)への投稿、またはNoteへコメントしてもらえたら嬉しいです!
今日も、「日刊7秒しかけ」を読んでくれてありがとうございます。
それでは、また明日!