6月13日のできごと
先日、新幹線に乗って地元に帰ってきた。
適応障害と診断され約1ヶ月ほど。
原因の環境から解放されると、気持ちも落ち着き薬がなくとも生活できるようになってきた。
以前働いていた職場に戻れることが決まり、突発的に帰ろうと思いだいすきな地元へ。
長いトンネルを抜けると、それまで雲ひとつなかった空がうっすら雲で陰っていて、緑の田んぼが広がって。そんな姿さえ懐かしくて安心できる。
ほっと一息つける場所に帰って来れたと頬が緩んだ。
ちょうど母も13日は仕事が休みになったということで、家族で温泉に行くことに。
いつも行く温泉は、メンテナンスのためおやすみということで、初めて行く場所。
それでも綺麗な緑に囲まれた道を、母の運転する車で進むのはなんとも心地が良くて、懐かしい道々をじーっと前のめりで見ながら乗っていました。
温泉に行く前には、神社へ行き、緑の山道を通り、お詣りをしました。
小さい頃からよく登りに行っていた山の麓にある神社。
その近くには、ちょっとした商店が並ぶ場所があり、恒例のこんにゃくを。
わたしの地元は、白こんにゃくの方がメジャー。
白いこんにゃくが茶色くなるほどに出汁が染み込んだこんにゃく棒にカラシをつけて食べる。
祖母もこんにゃく。母は三色団子。
祖母と歳の近いいとこたちと一緒に登った山。
登り終えて頂上のレストランでご飯を食べて下山。
そしてこんにゃくを食べる。それがお決まりのコース。
今も変わらずそのお店はそこにあって、変わらず味の染み込んだこんにゃくはとても美味しかったです。
そして温泉へ。
日帰りキャンプもできる道の駅と隣接した温泉。
外見はこじんまりとしている様に見えたけれど、中はとっても広く、休憩室からは、山や田んぼなどのたくさんの緑が見えました。
2階の休憩室に行くも、クーラーはついておらず窓も閉め切った状態。
人は1人ほどで、使っていいのか?と疑問でした。
クーラーつけてもいいんじゃない?と思い、クーラーをつけようとすると
「下がええわ」と祖母が言いました。
私たち家族は基本的に自由人の集まりなので、祖母だけ下に行くのかと思いきや
「一緒に行きたいねん」とまさかの祖母のわがまま…。可愛すぎました(笑)
お昼ご飯の前にひとっ風呂。
各々好きなタイミングで体を洗ったり、湯船に浸かったり。
太陽が照りつける中での露天風呂。キラキラ水面が光り、吊るされた風鈴が涼しげに鳴っていてなんとも穏やかな気持ちになりました。
お風呂から上がり、食券式のレストランでお昼ご飯を食べました。
私は、母と半分こでラーメン。
祖母は、かしわ天温うどんを食べました。
「ここは私が奢ります!」と意気込んで食券機の前に繰り出したものの、私のお財布には、、一万円札のみ。食券機は、小銭と千円札しか使えず、席に戻り使えなかった旨を家族に伝えると、笑いながら母が払ってくれました…(笑)
そして少しの休憩後、私と母は二度目のお風呂へ。
ゆったりと浸かり、心も体もぽかぽか、充電された1日でした◡̈