祝 エマ・ストーン 2度目のオスカー『哀れなるものたち』
あらすじ
自ら命を絶ったが、天才外科医により赤ちゃんの脳を移植され、奇跡的に蘇った主人公・ベラ
成長しながら世の中を見つめる彼女は「世界を自分の目で見たい」と弁護士ダンカンに誘われヨーロッパ横断の旅に出る
大人の体でありながら、赤ちゃんの目線で物事を見つめるベラは平等や自由を知り成長していく
予告編
感想 / レビュー
ヨルゴス・ランティモス監督って鬼才(奇才?)って感じするよね。この世界観は唯一無二と思わせる。
この映画の展開、下手すればものすごくエログロの超下品な作品になりかねない。そこをそうさせないところがヨルゴス・ランティモス監督の手腕と主演エマ・ストーンの怪演のなせる技。
エマ・ストーンもよくやったね、あの『ラ・ラ・ランド』のミアがさぁ〜。"あんなに濡れ場のシーン必要?"ってくらい。今後の女優生活大丈夫?でも、作品の評価は高いみたいなので 今後の可能性を広げたってことか。
本当に成長初期段階のベラの表情とか、ちょっとした仕草なんかは"エマ・ストーンすごいよなぁー"って思わせられた。二度目のオスカー取れるかな。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーンとの一騎打ちかな?(2024.2.3鑑賞 第96回アカデミー賞 主演女優賞おめでとうございます!)
この映画は出てくる登場人物はモンスターだらけなんだけど、話の最初から最後までの悪党はベラの元夫ぐらいってのが面白いよね。見方を変えれば、ベラによって救われた人間たちが大勢とも言えるのかね。
公式ホームページ
ここがすごい!
ヨルゴス・ランティモス監督
前作『女王陛下のお気に入り』で主役のオリヴィア・コールマンが第91回アカデミー賞 主演女優賞を受賞
さらに今作『哀れなるものたち』ではエマ・ストーンが第96回アカデミー賞 主演女優賞 受賞
(そういえば、『女王陛下のお気に入り』でもエマ・ストーンもいい演技見せてたもんね。その話はまた別の記事で…)
作品情報
タイトル 哀れなるものたち
映画のジャンル コメディ/SF
原題 Poor Things
公開年 2024
制作国 イギリス アメリカ アイルランド
監督 ヨルゴス・ランティモス
主演 エマ・ストーン
主演以外の主な出演者 マーク・ラファロ
ウィレム・デフォー