イグザルトにできること
こんにちは。
筑波大学発ベンチャーExult(イグザルト)@西麻布 の塩見です。
有難いことに、ご来店いただいた多くの方に喜んで頂いているのですが
「来る前は何をするところか分からなかった...」
と言われることが多いので、
イグザルトが何のための施設で、何ができるのかについてまとめた記事を作りたいと思います(開店時に作るべき記事でした笑)。
ちなみに利用者側の視点としては、片平優さんが書いて下っさた「西麻布の交差点」がものすごくわかりやすいのでぜひご一読下さい!
イグザルトは何のための施設?
これは明確で、この3点です。
①健康(若さ)を保つための検査を行う
②最も効率よく健康になるための指導を行う
③改善効果を確かめるための検査を行う
そんなことできるの?
と思うかもしれませんが、できます。
むしろ簡単です。
通っていただく頻度は、1-2ヵ月に1回で十分です。
病気のリスクと関連する指標を「サロゲートマーカ―」と呼びます。
血糖値、中性脂肪、腹囲なんかも広い意味でサロゲートマーカ―です。
このサロゲートマーカーを改善するため、最新の医療機器と医学知識に基づき、薬を使わない範囲で食事・運動・睡眠といった生活指導を科学的に指導するのがイグザルトです。
その場で運動するジムなの?
これは違います( ´ ▽ ` )ノ
運動機能を確認するための運動試験は行いますが、週に2-3回通って運動しましょう!という施設ではありません。
ですので以下のような方にこそ、イグザルトに来ていただきたいです。
✔ ジムに行く時間がない方
✔ 自宅で運動している方
✔ 近くのフィットネスジムに通っている方
✔ 既にパーソナルトレーニングを受けている方
なぜならイグザルトでは数値に基づいて健康状態を把握し、高精度な指導ができるからです。
最近、イグザルトはパーソナルトレーナーさんとの協業を開始しています。
トレーナーさんのお客様の状態をイグザルトで測定し、問題点や改善方法を明確にした上で、トレーナーさんと改善取り組みくんでいただいてます。
お客様からは「課題が明確になってやる気がでた」と喜んでいただいております。
またトレーナーさんからは「来店頻度が上がった」とか「継続してトレーニングされる方が増えた」といった声をいただいてます。
それではイグザルトで何をしているのか?
ということを具体的に記載していきます。
InBody770による体組成測定
InBody社は、電気を使った体組成測定でもっとも信頼性が高いメーカーです。
とにかく論文数で圧倒してますヾ(*´∀`*)ノ
その中でも医療機器モデル「InBody770」の何がすごいのかについてお話させて下さい。
まず部位別に筋肉量と脂肪量が測定できます。
筋肉の上半身/下半身のバランス、左右のバランスが見える化されます。
とくに気を付けなければならないのは、
足の筋肉で左右バランスが崩れている方です。
✔ 怪我の影響で歩き方のクセがある
✔ 利き足ばかり使っている
このような方であってもすぐ困ることはありません。
でも歩き方がいびつになり、いつか弱い足の方向に転ぶようになってしまいます。
バランスが、本当に大切なんです。
さらにInBody770では「筋肉のむくみ」が測定できます。
つまり水をたくさん含んだ、むくみのある筋肉かどうかを確認できます。
他の体組成計で筋肉がたくさんあるという結果でも、じつは水でカサが増した「むくみ筋」の場合があるわけです。この点を確認できます。
血管年齢(動脈血流速度)の測定
動脈の血流速度といわれても...โ๏∀๏ใ
と感じると思いますが、原理は簡単なので少しだけ説明させて下さい!
血管の長さについて
① 「心臓ー腕」間の長さ
② 「心臓ー足首」間の長さ
には差があります。
また心臓から出た血液が
Ⓐ 腕に届く時間
Ⓑ 足首に届く時間
ここにタイムラグがあります。
その距離÷時間をすることで
血流の速さを計算するわけです。
そして血管の壁が硬かったり中が詰まっていると、血流が速くなります。
つまり速い数値ほど悪いデータと言えます。
「人は血管とともに老いる」という言葉があるくらい、血管は若さの維持や病気の予防にとって大切です。
この数値を同年代の平均値と比較します。
年齢とともに血管は硬くなりますが、あなたの血管は同じ年代の方と比較してどうでしょう?
またすごく興味深いのは、この血管年齢の左右差がInBodyによるむくみの結果とリンクしている場合が多いことです
筋肉と血管はつながっていて、互いに影響を与えています。
他の人との比較だけじゃなく、自分のなかで左右どちらの血管が弱いのかが数字になるわけですね!
肺年齢の測定
呼吸について、基本は2つの測定を行います。
①呼吸の大きさ(肺活量)
②息を吐く速さ
です。
呼吸について気をつけたことがありますか?
デスクワークやスマホ操作で猫背になっていませんか?
猫背だと胸が縮こまって、だんだん肺が膨らみにくくなります。
実は呼吸が健康のウィークポイントになっている場合が少なくありません。
浅い呼吸は、からだを疲れやすい体質に変えてしまいます。
健康診断では「病気かどうか」を判断します。
イグザルトでは「機能が落ちてきているか」そして「どうやったら改善できるの」という観点で指導しております。
根本的な肉体年齢
心肺運動負荷試験(CPX)という検査です。
馴染み…ないですよね(゚o゚;;
現状では、トップアスリートや心不全の方しかやりません(笑)
この検査で何を見ているかというと「酸素をからだの隅々まで運び取り込む能力」です。
どうしてこれを知る必要があるのか。
それはCPXの結果が
「実年齢以上に残りの寿命との関連が強い」
という研究報告が多いからです。
すごいことですよね。
でもこれは原理から考えると当たり前なんです。
酸素を運ぶ能力とはつまり、壊れた細胞を修復する能力値ですので。
そんな生命としての根本的なチカラを見る検査なので
✔︎ がんの発症リスク
✔︎ 脳卒中の発症リスク
✔︎ 糖尿病の発症リスク
など色んな病気のリスクと関連しています。
逆にこの数値が低いとどうなるか…?
細胞が呼吸できず、肌が黒ずんだり傷の治りが遅くなったりします。
極端な例ですが、太った方のほっぺたが黒ずんでいるのをみたことがありませんか?
酸素が細胞に運ばれないと、このように細胞が死んでしまいます。
人の体は、顔の細胞がこれほど増えることを想定して作られていません。
太っていなくても、肺、心臓、血管、筋肉などの機能が低下すると、細胞が活き活き過ごすことはできなくなるんですね。
さらに!CPXでわかるのは病気のリスクだけじゃありません!
「からだが運動したと認識するポイント」が正確にわかります。
意味わかりにくいですよね(~_~;)
説明させて下さい。
運動ってただ歩くだけでは効果がありません。
代謝パターンが切り替わるポイントがあって、それを超えたときに運動の効果が劇的に上がるんです。
これを「ATポイント」といいます。
そしてこのポイントには個人差があるんです。
つまり、どの心拍数のときに自分の代謝が切り替わるかを知っておくことが重要です。
これを利用したのがHIITなどの高強度トレーニングですね。
Youtubeでも色んな動画があるので検索してみて下さい。
でもATポイントを正しく知っていれば極端な話、運動しなくてもいいんです。
なぜなら、朝の通勤で、昼休みの階段で、買い物の帰り道で、いつでもどこでもATモードを発動しちゃえばいいからです。
もちろん運動する方の場合、ATポイントを意識することで運動効果がめちゃくちゃ上がります。
検査以外に何をするの?
ここが重要で、イグザルトの専門性です。
✔ 検査の結果
✔ 持病の状態
✔ 生活のスタイル
✔ 趣味・嗜好
などから最も少ない努力で健康(若さ)を維持する方法をご提案しております。
未病管理のためのコンサルテーションです。
人はそれぞれ異なる環境で生活しています。
✔ 長時間のデスクワークや運転
✔ 長時間の立ち仕事
✔ かがむような力仕事
✔ シフトワーク
✔ 食事やお酒の付き合い
健康や若さを維持するためにやるべきことは、それぞれ違います。
適当に運動しちゃってませんか??
本当に効いているかわからないサプリを飲んだりしていませんか??
自分の体のことを正しく把握できれば、行うべき努力が少なくてすみます。
とくにダイエット目的の場合、イグザルトでは「血糖コントロール」による指導を行っています。
なぜなら血糖値が高いときに脂肪が生まれるからです。
イグザルトでは、フリースタイルリブレという機器を使って24時間の血糖(正確にはグルコース)を確認し、改善方法を指導しています。
血糖が変動する理由は意外と複雑で、医療関係者でも測定結果を理解できない方が多いです。
リブレはAmazonでも買えますし、高度管理医療機器の取扱い許可を得ているイグザルトでも販売しています。
ただし流通経路があやしい商品では、センサー内の酵素活性が落ちて測定誤差が大きくなる傾向があります。
もしイグザルト以外で購入される場合は、大学病院の薬店など流通・管理がしっかりしたところで買うことをお勧めしております。
まとめ
イグザルトでは
✔ 健康(若さ)の維持を妨げるウィークポイントを明らかにする
✔ ウィークポイントを改善するために指導する
✔ 改善効果を確かめる
といったことを行っている世界で初めての施設です。
ご興味の方は、ぜひお問合せ下さい!!
お待ちしておりまーすヾ(*´∀`*)ノ
https://exult.jp/contact/