糠床の日々のお手入れポイントpart2~ 塩~
皆様、こんにちは!
漬物屋女将の萩原です。本日は糠床の「お塩」についてご紹介します。
糠漬に最適な温度は15〜25℃とされています。
いよいよこの秋は糠床の絶好の気温です。
乳酸菌と酵母はこの気温が大好き
前のページではかき混ぜる事と糠床を清潔に保つことをお話ししましたが
今回のお話は[塩]についてです。
上手に糠みそ漬けを漬けるには塩加減がポイントになります。
〈塩分の間違った認識⁉〉
ぬか床に塩が少ないと腐敗の原因になりますので
漬け上がった野菜の味に気をつけましょう。
塩味が薄い場合は酸味が強く感じる場合があります。
そうなったら塩を足してよくかき混ぜてください。
ある日、私が漬物の試食販売を店頭でやっていると
「私は血圧が高いから漬物大好きだけど食べれないのよ」と60代の女性
「3%以下の梅干しあるかしら?」と70代の女性が言いました。
「塩=悪」と認識している方が多いという事に気が付きました。
厚生労働省の推奨の一日の塩分摂取量は、
男性 ・・・・・ 8g
女性 ・・・・・ 7g
高血圧や糖尿病の方への推奨値は1日6g未満とされています。
でも考えてみてください
塩分を取る日本人が長生きなのは矛盾していませんか?
実は、身体に良くないのは塩化ナトリウムなのです。
「塩」とは、塩化ナトリウム(NaCl)を主成分とする調味料のことを言います。塩の中でも天然塩は、海水あるいは岩塩からの精製によって生産される岩塩や深層海洋水の天然塩、藻塩、天日塩のことです。
天然塩は主に
・ナトリウム
・カリウム
・マグネシウム
・カルシウムの4種類のミネラルが含まれています。
人間の体には必要なミネラルで
このミネラルが不足していることが
現代病と関係しているという説もあります。
つまり、バランスよくミネラルを含む天然塩であればそこまで塩分摂取量を気にしなくてもいいのです。
減塩商品は保存が効かない分、保存料を増やさなくてはいけないので
どちらが身体にいいのかという事に、、、
是非MY糠床には天然塩を補充する事をおすすめします
塩について詳しく知りたい方はコチラ↓
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