僕は『アイデアマン』ではなくて、単なる『メモ魔マン』
歴史的な偉人・天才と呼ばれる人たちには
共通していることがあるそうです。
『それはメモ魔であること』
アインシュタインは、枕元にもトイレにも、
どこに出かける時にも、
常に、メモ帳とペンを持ち歩き、
何か思いついた時には、
どんな状況であっても
すぐにそれを中断して、
メモ帳に書き留めていたそうです。
また、エジソンも極度のメモ魔で
あったことが知られています。
ひらめきをいつでも
書き留められるように
メモを片時も離さなかったそうです。
人間は何もしていない時でさえ、
『無意識』は常に考え
続けているそうです。
それがたまに『意識』の方に
ポ~んと出てくる。
その瞬間が
『アイデアを思いついた!』
ということらしいです。
ただ、アイデアは思いついた瞬間に
書き留めておかないと、
脳は負担を軽減するために
すぐにその記憶を消し去ろうとする。
だから、常にメモを取る
習慣さえ持っていれば、
誰でもアイデアを残すことができる。
アイデアが出ても、
すぐに消えてしまう人と
アイデアが出た時にメモすることで形に
残し続けることが出来る人がいる。
その日々のちょっとした
行動の違いがやがて、
大きな違いになっていく
ということらしいです。
『あの人はアイデアマンだ』
と言われる人がいますが、
その人がものすごく能力が
高いわけではなくて、たいていの場合、
その人は『メモ魔』だったりする。
裏を返せば、すぐに
メモれる人にさえなれれば、
『アイデアマン』に
なれるのかもしれません。
日々詰め込んだアイデアの原石、
情報が結びつくことで、
科学反応を起こして
あらたなアイデアや
企画が次々と生まれていく。
ただ、当然、アイデアの中には、
まったく使えないものもたくさんある。
一番、やっちゃいけないことは
『くだらない』とか『使えない』
とか決して、その場で判断しないこと。
くだらないかどうか、
使えるかどうは後で考えればいい。
最初はとにかく思いついたことを
たくさん書き記すこと。
アイデアや企画で勝ち続けるには
『メモ魔』であることが、
必須条件のようにも思えてくる。
僕は365日、毎日、
1500文字~5000文字くらいの
文章を書いていますが、
書き続けられている理由の一つは
ネタのストックが豊富にあるから。
当然、日常生活の中で
思いついた事を
常に書き溜めています。
記事ネタのストックは
おそらく1500~2000
くらいありますし、
毎日、増え続けています。
僕のネタのストックを
見た人はみんな、
『これなら、毎日でも
書けますよね~』
って言います。
僕の家は家中どこにいても、
すぐにメモができる環境が
整っています。
トイレには当然のように、
ホワイトボードがありますし、
お風呂、脱衣所など、
ありとあらゆるところに
すぐにメモできるツールが
当たり前のようにあります。
アイデアのヒントになりそうな
ネタを日々ストックしていると、
そのアイデアとアイデアが
ストックの箱の中で
化学反応を起こすことがあるんですよ。
僕は偉人でも天才でもないですが、
メモの数だけなら、
アインシュタインやエジソンにも
おそらく負けていないと思います(笑)
いや、むしろ、
追い抜いてやろうとすら思っています(笑)
メモるのが大好きなんですよ。
最近はクライアントさんたちと
メモを共有することも始めました。
メモする習慣をつけて、
そのコツを知って欲しいという想いからです。
メモの習慣とメモするコツ、
便利なアプリをいくつか
組み合わせる流れさえ
分かってしまえば
アイデアなんていくらでも
出てくるようになります。
アイデアは自分の脳ミソの中からのみ
生まれてくるんじゃなくて、
豊富なメモの中からこそ、
湧き上がってくるモノだと思います。
『新里さん、
アイデアマンですよね』
とたまに言って
頂くことがあります。
でも、本当は
『アイデアマン』
ではなくて、単なる
『メモ魔マン』なんですよ。