"カメラは、撮る人を写しているんだ。"ワタナベアニ著
どちらも自分だが、こんなにも表情が違うとは。
『カメラは、撮る人を写しているんだ』
この一言に尽きると感じました。
好きな人に、せっかくだからと撮ってあげると撮ってくれた写真。
新聞社の方が、撮ってくれた写真。
撮られてみて分かった。
撮影する人の自分への感情が。
写真をみて分かった。
その感情が写真に映っているのが。
カメラを乗り換えるの辞めました
今持っているカメラから新しいカメラに買い替えるのを辞めました。
新しいカメラを買うより、旅費に使おうと思えました。
APSセンサーがどうかとか考えることより、
どこの旅しようか考えようと思います。
ボクは撮りたい物を撮っていたかな?
たくさんいる学生の中から、
いい顔している子だけにピントを合わせた。
これでよかったんだと思えました。
勝手な空気を読んで、1人をチョイスせずに撮影した写真。
やっぱり、見返しても、
ボクは1人をチョイスした写真の方がいいな〜って思えました。
ボクはナニを写真に収めたいのか?
自分が撮りたい人は?
自分が撮りたい光景は?
『カメラで写真を撮りたい』
ではなく、
『〜を写真におさめたい』
それを叶える為にカメラがあるんだなと理解できました。
このご夫婦は、1週間ほど、アユルベーダの施設で一緒に過ごした。
本当に素敵なご夫婦で、
絶対にカメラに収めておきたいと思い
写真を撮らせて頂いた。
自分が撮りたいという感情はこの写真を見ると、思い出す。
ワタナベアニさんが書いてはる事はこういう事なのかな〜?
パートナーに見せる表情
パートナーに見せる表情
パートナーにしか撮れない写真。
やっぱり何処か初対面に人に対する緊張感が
この写真にはあるんだろうな〜
家族や友達やパートナーにしか撮れない写真があるように、
他人にしか撮れない写真があるのだろう。
写真を撮る時に、ついついインスタに投稿して、
いいねがたくさんもらえるかな?と思って
写真のシャッターを切ってしまう事がある。
他人の評価を気にしてしまうと、人の目を気にするような
『うまくてダメな写真』を量産してしまうと言っている。
ワタナベアニさん、こんな素敵な本を書いて頂きありがとうございました。