たまには難しい本も
みなさんおはようございます。本日はたまには難しい本も、と題して話を進めたいと思います。さて、みなさんハイエクという偉人をご存じでしょうか?自由主義を標榜する人は知っていると思いますが、大きな政府を支持する人からすると馴染みのない人でしょう。しかも日本の社会科の教科書にはあまり出て来ない人です。マルクス、エンゲルス、ケインズといった大きな政府を目指す人は良く出て来ますが。
それはそうと、私もハイエクがどんな人かと言うことが気になった、というより、知り合いが本を紹介してくれたので、こちらの「隷属への道」という本を読んでみました。しかしもう読んだのがかなり前な上に難解な内容だったために、ほとんど何が書いてあったか覚えていません。YouTubeなどで解説動画を作ってくれている人もいますが、それでも理解するには相当時間がかかります。
ただ、この本や知り合いに解説してもらったおかげか、自由主義について多少は理解できたと思っています。それは政府に頼っていてはだめだということですね。私自身もそれは同感しました。多くの人手が必要な国防や治安維持は政府が担当し、それ以外のことは個人に自由に委ねるべきだ、といったことには納得できました。どうしても税金を取って運用するとなれば、莫大な費用が掛かりますし、大きなロスも生じます。現在政府によるバラマキを問題視している人もいますが、多くの人はもっとお金を出してくれと思っていることでしょう。こういう思考が政府に依存してしまう原因になるのでしょうね。
さて、普段は文庫本ばかり読んでいる私ですが、たまにはこういう難解な本も手に取ってみるのも悪くないです。ただ、理解するには相当な頭が必要ですから、覚悟する必要はあります。私もほとんど理解できませんでしたが、今後もう一回読み直してみようかと思います。こういう歴史上の人物の書いた本というのはなにかしらの教訓が得られるでしょう。