ルウを使わずにカレーを
なんだか最近、無性にカレーが食べたくて食べたくて仕方がない。
謎の衝動に駆られて、蕎麦屋さんのカレーや、ゴーゴーカレー、松屋のカレーなどを食べてみるのだが。
しかしまだカレー欲が収まらない。
スパイスだ。
もっとスパイスをよこせ。
よし、作るか。
ルウを使わずに。
用意したのは、スーパーで売っている
ひとつ100円程度の小瓶スパイス。
これらを一本丸ごと「全部」使用して作っていこうと思います。
つまり、テキトーに選んだ数種類のスパイスの小瓶全部ぶちまけて作るカレーはどんなもんか、という実験カレー料理である。
ルウを使用しないと宣言した以上は無理にトロっとしたカレーにする必要はない。ひき肉がガツンと主張するキーマっぽいカレーを目指そう。
最悪、ひき肉と玉ねぎの炒め物(カレー味)。
って感じでもいい。
材料
・豚ひき肉 300g
・玉ねぎ 2個
・バター 30g
・塩、胡椒 適量
・ターメリック 小瓶一本
・クミン 小瓶一本
・ガラムマサラ 小瓶一本
・パプリカパウダー 小瓶一本
・チリペッパー 小瓶一本
・コリアンダー 小瓶一本
・オイスターソース 大さじ1
①まずは普通のカレーと同じく、玉ねぎをみじん切りにしてバターと塩胡椒で炒めて、鍋に移しておく。
②ひき肉もフライパンで炒め、そこに塩とスパイスを全種類ぶち込む。
③軽く炒めたら鍋の中へ移し、玉ねぎと一緒に炒め、水300ccを入れる。
④中火で15分ほど煮込み、オイスターソースを投入してコクをつけて完全。
良いじゃないか!
思いの外、しっかりトロみがついている。
赤みがかった茶色とスパイスの香りが食欲をそそるぜ!
そして、美味い。
カレーだ。 ちゃんとカレーだ。
そんなに辛くないな、と思っているそばから汗が吹き出してくる。「あ、ちょっと待って」と言う間もなく、激辛が追いつく。
どうやら私にはチリペッパーの量がちょっとばかり多かったらしい。
いや、しかし何より。
スパイスを大量に摂取してます、という満足感がすごい。汗もすごい。
それにしても、テキトーにスパイスをぶち込んで作ってもこれだけ美味いとは。
できればもう少し辛さを抑えてコクが欲しいので、チリペッパーの量を控えてオイスターソースを増やし、鶏がらスープの素やヨーグルトを入れてみてもいいな。
こりゃ考察が捗るぜぇ!!
カレールウとは違って大幅に脂質をカットできている上に、スパイスの調合も楽しい。
色々と試行錯誤しながら、自分にとってベストなカレーを生み出す楽しみもありそうです。
自分でスパイスから作るカレー、ハマっちまうかも知れませんねぇ。
まあもっとも、スパイスを揃えるだけで800円くらいかかったんですけどねー。