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わたしの習慣

05

東京某所

わたしの習慣

習慣化とは、なにか目的があってなされることを指すのだろう。
長らくわたしは習慣を持たなかった。
クセは、ある。趣味もある。が、習慣は無かった。

わたしが意識して最初の習慣を身に着けたのは40歳近くなってからだ。
最初のそれは「掃除」。
それは升田光洋さん著「夢をかなえる「そうじ力」」を読んだから。
これまで掃除も片付けもやれるときに適当にしていたわたしにはこの本の中の、"散らかった部屋、汚れた部屋、それは自分自身なんです"と言う言葉は衝撃的だった。だからこの本を読んでからは毎日できる限り片付けと掃除をするようになった。床の掃除。洗濯物の片付け。食器洗と片付け。

その次が朝晩の簡単なストレッチと軽い筋トレ。
会社では同じ姿勢、同じ動きの繰り返しになりがち。
身体の柔軟さの維持と普段使わない筋肉への刺激が目的。

極めつけは"考え方"。
わたしの習慣化された"クセ"の中に<すぐに以前のことを思い出す>というものがある。このクセでついつい思い出す記憶が楽しいものならともかく、わたしが頻繁に思い出すのは苦い経験が多い。
過去を振り返ってばかりいると前に進まない=未来が来ない。
これは及川幸久さんの配信を見ていて知った考え方だ。
未来が欲しいならば前を向くしか無い。
理想的な未来を想像する「習慣」を持つ。
考え方それ自体を習慣化する。

ところでお掃除と言えばコンマリさんが有名。
升田光洋さんのご著書を読んだわたしはその勢いでコンマリさんも読んだ。
そして身の回りの物を捨てに捨てた。
その結果、様々なものを買い戻すことに、、。
あ、いかんいかん。またいらぬ過去を思い出しそうだ。

いらぬ過去こそ上手に処分すべきなのだが。
これがなかなか難しい。


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