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クリエイターにおいて「デッサン力」の重要性について一クリエイターとして思う事

260回目のNoteです。
今回はクリエイターにおいて「デッサン力」
の重要性についてクリエイターとして思う事
についてお話して行きます。

結論からお伝えすると
賛否両論あるとは思われますが
「デッサン力」
にも種類があり、「様々なものを書き分けられる」
「デッサン力」は必要不可欠だと思いますが、

良くある「静物デッサン」や「石膏デッサン」
的なデッサン力は「必要ありません。」

私自身ゲーム業界に就職ではありませんが
制作に携わってきた事は多々ありますが
その際にポートフォリオに「デッサン」
と呼ばれる物を1点も掲載しませんでしたが
普通に制作に携わる事は可能です。

そして採用担当の方ともお話する機会が
あるのですがポートフォリオで必要なのは
「自社の絵柄に寄せてあるポートフォリオ」
であって別に、「デッサン」を求めている訳
では無いとおっしゃってました。
余程デッサン力に自信があり
絵柄も応募する企業に寄せられるのであれば
「デッサン力」はアピールポイントになり
載せるメリットは多くありますが
大抵は下手なデッサンでも無理矢理ポートフォリオに掲載するのは本当にデメリットに
なるので
でしたら自分の得意分野の絵柄を多く載せたり
様々な絵柄を描き分けることが出来ますと
最初から省いて得意分野のみで応募する方が
圧倒的に採用確率は上がりますし
お互い無理せずWinWinな関係性を築けるので
そこまで無理やりデッサンに固執する必要は
「一切無い」という話です。

話は少し逸れるのですが
とある企業の方とお話したのですが
美大生で上手なデッサンしか掲載していない
ポートフォリオが送られて来た事があり
やはり、そちらの方は全て採用を見送った
と言う話です。
理由としてはどんなに絵が上手くても
1番重要なのが「その企業に寄せた絵柄」
を求めているのであって
どんなにデッサンが上手でも
「企業の絵柄も描けてデッサンを出来る人」は    ゴロゴロ居るので普通に考えて後者を
採用したいと思いますよね。

で、静物デッサンや石膏デッサンが出来る方は
企業の方ともお話したのですが
「重量感のある絵を描くのは得意だが
柔軟なアニメ系の絵を描くのが下手くそ」
と仰っており、どちらかと言えば
今の流行はアニメ塗り且つ柔和な表情を
描き分けられるイラストレーターが
求められる傾向にあるので
古い価値観のデッサン力に
囚われるとこういった面で
非常に悩む事になるよ~とは
お伝えしておきます。
柔和なイラストは大抵は一筆書き的な
能力でありデッサンはどちらかと言えば
厚塗り的な描き方であり
厚塗り的な描き方は割と大陸系のゲーム
(絵師の競争率は物凄く高いです)
中でやることになるので
普通にデッサン力をつけるよりも
描きたい絵柄に合わせた画力を身につける方が
先決かなと。

どうしても採用担当者の中では
「デッサン=石膏デッサン、静物デッサン」
と古いデッサンに縛られがちですが
実際必要なスキルって真逆だったりします。

業界に就職する上で必要不可欠なのは
正直「画力」よりも
「ソフトを柔軟に使いこなせる能力」
と「コミュ力」さえあれば
何とかなってしまうのも実情です。

話が逸れてしまいました。
とにかく古い固定観念に縛られず
自由にやる事が結果的に最善の結果を
掴むよと言うシンプルな話でした。

私自身制作にに携わる際デッサン力よりも
全体の「デザイン力」が重要だと感じる機会が
多くあったので
就職したいならデッサンよりも
「デザイン力」を学びましょうという話でした。
デザイン力とは色彩をバランスよく配置する
能力になります。そこまで考えすぎる必要
はありませんが皆様の参考になると
幸いです。

今回のNoteは以上です。

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クリエイターの皆様が少しでも楽になればと
思います。
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